見出し画像

5月第4週〜アドベンチャーワールド〜

はじめに

 今回はインカレ先の面々がヒッチレースというヒッチハイク企画に参加する為に京都へ向かうということでその車に同乗させてもらって関西へ向かった。ドライブしながらのヒッチレース攻略会や前夜祭と称しての自転車エクストリーム登校開催等楽しいこと盛りだくさんでこれだけで1本書けそうだが、この見聞録は私の一人旅縛りなので思い出は心の中に留めておこう思う。というわけでその道中は多分何年も思い出して戻りたいと思うであろう日々だったこともあり1人になっての移動がとても寂しかった。しかしそんなことを言っている間にも貴重な4年生としての時間は過ぎていくので諦めて和歌山行きの列車に乗ることにする。

アドベンチャーワールドへ

 和歌山といえばアドベンチャーワールドだろうとずっと思っていたのでここを今回の旅行のメインとすることにした。普段行くのは水族館ばかりで動物園にはあまり行かないので楽しめるのだろうかという不安はあったがそんな気持ちは最寄り駅である白浜に着いたら消えていた。というのも白浜駅は至るところにパンダがおり、移動も楽しみの一つだと言わんばかりの歓迎だったからである。町おこしを見て共感性羞恥に陥る人もいるらしいが私はニコニコしてしまうタイプだ。

ゆるゆるパンダ

パンダ

 着いたらまずはパンダを見に行くことにした。この日は土曜日だったので人が多いことを覚悟していたのだが実際はそんなことは無くすぐに最前で見ることができた。しかもパンダに合わせているのか他の場所に比べ冷房が強くとても涼しかったので好きなだけ初めて見るパンダを堪能するのとができた。
 見て思ったのは思った以上に熊だし着ぐるみ感が強いということだ。サイズや毛並み等他の種類の熊と似ていたので頭の中がハテナでいっぱいになった。また私が見たタイミングでは竹を一生懸命食べていたのだがそれがさけるチーズを割いているように見えてしまい、その器用さから中に人が入っているのではないかと考えてしまった。ただどの要素を合わせてもかわいい生き物だという感想は変わらなかったのでこれだけで見に行ってよかったと思った。

初パンダ

アニマルアクション

 アドベンチャーワールドではアニマルアクションというショーが行われておりこれがとても楽しい。ネタバレ防止の為にさすがプロであったという書き方をしておくが本当に老若男女どのような組み合わせで訪れても楽しむことができるショーであった。ここ以上に沢山の生き物を見ることができるショーを私は知らないし人生で1番好きなショーが決まってしまった。広さをしっかり活用して端の人まで楽しめる点や声出しの多いショーである点から休日に見に行くことを勧める。
 他のショーも含めここのショーの特徴でもあるのだが、アドベンチャーワールドでは恐らく動物をいかに見てもらうかという考えの結果飼育員が見える位置に居ないことが多い。見えない位置から指示を出しているのだろうが、写真のようにフラミンゴがただ通り過ぎるだけでもショーが成り立っているのである。このタイプの演出はあまり見ないことからもその難しさが伺える。

フラミンゴが通りすぎるだけの時間

ケニア号

 ここではケニア号という無料バスが動物ゾーンを走っており安全に回ることができる。シングルライダーだったので待ち時間ゼロで乗ることが出来た。実はこれ以上に特筆することが無い乗り物であって、距離が遠いので涼しく楽に回れるというメリットがあるくらいである。草食動物は歩いて回った方が近いし、肉食動物も展望台から見た方が近いことが多かったので乗る際は過度な期待はしない方がよい。

中は快適

イルカショー

 イルカショーはカメラを使ってしっかり追うタイプであり、名古屋港水族館のショーに似ていた。規模が大きいため前列でも濡れることは無かったが時期によっては濡れるらしいので夏は注意が必要である。
 ショーが始まる前までの時間は野球観戦でよくある観客をカメラで撮る時間だったのだが、私が見た回ではノリノリのお客さんがおり拍手が起こっていた。ちなみにアドベンチャーワールドでは誕生日シールが貰え、このときに服に付けているとカメラで抜いてもらいやすい。
 ショーの内容はイルカが多いことや見えない位置からの指示出し以外は平凡だがイルカショーは基本的にそんなものなので十分満足できた。個人的には水族館あるあるのSDGs問題についてを展示ではなくショーの後に持ってきてコミュニケーションを取りながら行っていたのがとても良かった。

一方的でないやり取りは良い

おわりに

 本当はもう少し回る予定だったのだが連日の無理が祟ってショーの時点で熱中症っぽい症状が出てきていたので終わりとすることにした。もちろんそのまま帰路につけるはずもなく自由に使えた救護室でとにかく冷やし、水と塩分を摂取することになったのだが幸いにも30分程で回復したので助かった。比較的外で歩く時間が長いので夏に訪れる際は帽子を被る等対策をとることを強く勧める。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?