【作例たくさん】SIGMA fpがやってきた!
お久しぶりの更新ですがそんなことは気にせず淡々始めさせていただきます。僕のことはどうでもいいのですそれよりSIGMA fpなんです。
今回は昨日手に入れたSIGMA fpというカメラでさっそく撮り歩いてきましたので写真を紹介しつつファーストインプレッション的なことを書いていこうと思います。
レンズはフォクトレンダーのHELIAR 40mm F2.8 Aspherical Lです。
40mmの画角がどうしても使いたくてずっとスナップ用の新しいカメラ迷ってたんですが、GR3xと迷った結果今回はSIGMA fpに軍配が上がりました。(GRを諦めたわけではない)
ではさっそく撮ってきた写真をどんどんお見せしていきますね。
今回はカラーモードは「パウダーブルー」で統一。なにげなしに一枚シャッターを切ってみたんですがその情緒感に心を打たれました。
なるほどこれはいいかもしれないと思いつつ駅に着いて向かいのホームをパシャリ。まだモニターの見え方に慣れず露出が安定してませんが光の捉え方はとても好きな感じ。
SIGMAfpには他のカメラにはあまりないアスペクト比の設定があるので、いろいろ遊んでみようと思ってカスタマイズボタンにダイレクトアスペクト比(ボタンを押しただけでアスペクト比が変わっていく)を設定してたんですが、間違ってボタンを押しちゃってズレていることが多かったです。
基本7:6で撮ってたんですがいつの間にか4:3になってたりして、気付かないまま撮っちゃってます。
電車に乗って浅草へ。
とりあえず雷門を撮る。
40mmの画角にまだ慣れていないので、撮ろうと思った時につい28mm,35mmあたりの感覚で立ち止まってしまいます。
この写真も構えたら「あっ狭っ」ってなりました。
でも人が多すぎて身動きが取りづらいので諦めてそのままパシャリ。
パウダーブルーの空の色はほんとに気持ちいいですね。
HELIAR 40mm F2.8 Asphericalのピント合わせはなかなかシビア。というかいちいち拡大表示でしっかり見ていかないと高確率でピント外しちゃいます。この辺は慣れもありますが、そもそもSIGMA fpはゆっくり撮るカメラだろうなと思って買っているのでむしろそのペースに合っていていい感じ。
じっくり構えてじっくり撮る。それが楽しい。
GR3xと迷ったのはフルサイズかAPS-Cか、コンデジかレンズ交換式かという違いももちろんスペック上は大きいのだけれど、撮影体験における時間の流れの速さこそ、この二つのカメラで迷った一番のポイントでした。
GRIIIは速射を得意とするカメラですが、僕自身は割とじっくり構えて撮る方なのでこのカメラの方が合っているのでは?となったわけです。
いつもの28mmや35mmよりもうほんの少し寄れるのが楽しくてしょうがない。たった5mmの違いでもこんなに撮影体験が違う。
モノによって撮ってみると質感もよく出てるなあという印象。質感好きとしては嬉しい。
レンズはあまり寄れないので今後増やしたいところ。
パウダーブルーで半屋内で撮ってみるとちょっと寒々しさはありますね。やっぱり晴天の屋外でこそ魅力を発揮できる感じでしょうか。
7:6の縦位置っていいなあ。横位置はふだんの3:2でしっくりくるんですが縦位置だとけっこう縦長に感じるんですよね。縦位置のアスペクト比はこれくらいが撮りやすい。
パウダーブルーの効果もあってか、とにかく光(自然光)を撮るのが楽しくてしょうがない。逆光も順光も、差し込む光のグラデーションも、時に情緒的に、時に上品に、いろんな表現を見せてくれるのでずっと光を探してしまう。
写真は以上になります。
いかがでしたでしょうか?
初めて持ち出したSIGMA fp、とにかく撮ってて楽しいカメラでした。
カメラ自体のレンスポンスもそれほどよくはないし、レンズもマニュアルフォーカスで操作性も回りくどいところがあるので必然的に一枚一枚ゆっくり撮ることになるんですが、しかっりじっくり大切に撮るようなテンポがむしろ心地よくて、GR3とはまた違った撮影体験が新鮮でした。
カラーモードも特徴的で、今回使用したパウダーブルーをはじめ他にも面白そうなカラーが揃っています。これを変えるだけでもまた違った撮影体験になるのでスナップカメラとして遊べる要素が本当に多いです。
今回の撮影だけではまだまだSIGMA fpの魅力のほんの一部をつまんだだけだと思うので、これからたくさん使い倒してまた皆さんにも共有したいと思います。
それでは、また!
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