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SIGMA fpは最高のスナップカメラ

今回も引き続き西葛西の街をSIGMA fpと共にスナップしていきます。
カラーモードは"Powder Blue"、アスペクト比は7:6、レンズはフォクトレンダー HELIAR 40mm F2.8 Aspherical Lです。

西葛西スナップの最終回になります。

画面全体が青っぽくなるのでこういう赤系の被写体はより目立ちますね。
落ちてる花びらも綺麗。

かわいいキリンのブランコ。
そのまま撮っても芸がないので前景に植え込みを入れて撮ってみます。
前景がフレームの役割をするのでより奥のキリンにスッと目がいく構図になります。
パウダーブルーで撮るとキリンの黄色が淡い感じになって綺麗ですね。

味のある塀。いろんな素材がツギハギになってるのが好き。

周囲に青いものが多く配置されているので赤いコーンがより映えます。

こんな感じの電柱に直接付いてるミラーってよくありますっけ?
なんか珍しいような気がしたんですけどそうでもないかも。

植物と鉄の錆ってなんでこんなに相性がいいんだろう。

僕が一番よく撮る被写体、黄色いポール。
下の落ち葉も素敵なので一緒に。柔らかい陰影もいい感じ。

こういう幅の広い川は構図をつくるのが難しい。
広い川面が空虚になってしまうんですよね。
悩んだけどとりあえずスカイツリーを真ん中にどんと置いてあとは成り行きにまかせました。

SIGMA fpを買ってから写真を撮りに行く回数が増えました。
楽しくて。本当に。
とにかくfpを持ち出して何かのカラーモードで縛って遊びたい欲求が抑えられなくて、Youtube用のスナップ動画素材もかなり溜まってきちゃいました。
いろんなカラーモードを試してみてるので、それらも早く皆さんにお届けしたいと思います。

シャッターの絵がかわいい

全体が暖色系の被写体をパウダーブルーで撮るとこんな感じ。
青みがかってる部分は実際には白っぽい色です。
オレンジの部分はより色褪せた感じになってます。
これはこれで面白いですね。

線路の高架
ずいぶん高い位置にあるなと思ったけどこんなものですかね

本日最後の写真も撮り終わりました。


というわけで1日たっぷりとSIGMA fpでスナップしてきたわけなんですが、本当に楽しいカメラです。これ。
X100VとGR IIIももちろんいいカメラだし大好きなカメラなんですけど、写真を撮りにいきたくなる欲求の度合いでいうとこのSIGMA fpが群を抜いています。
インドアの自分を外に駆り立ててくれるこのパワー。凄いです。

それは一つにはこのカメラ自体のデザインと質感の良さも大きいんですが、それ以上に何度も言ってますがやっぱり個性的なカラーモードとアスペクト比の掛け合わせの面白さですね。
今日はどういうカラーモードでどういうアスペクト比で行くか。
その組み合わせによって毎回毎回違う角度から街の風景を見ることができます。

後からRAW現像で色をいじるのもいいいんですけど、撮影段階からこの特徴的な方向性の色を見せてくれることで、撮影感覚が劇的に変わって写真の狙い所も変わってきます。
カラーモードとアスペクト比をポチッと一つ変えれば全然違うカメラで撮ってるぐらいの気持ちになれます。

・・・。
とはいえ。

それって他のカメラでもできるじゃんと思いますよね。
確かにそうなんですよ。X100VでもGR IIIでもカラーモードに相当する機能はもちろんあるし、なんならFUJIFILMのフィルムシュミレーションなんかはFUJIの一番の強みと言っても過言ではないです。
僕も大いに使ってますし。
ただSIGMA fpのカラーに比べるとFUJIのカラーはまだ大人しい方で、撮影体験を変えるほどのドラスティックさはなかったりします。
そう、かなり見た目えぐく変わるんですよSIGMAのカラーは。
ただ、意外にそれでも下品にはなってないバランスなんですよね。
だから使いやすい。

あとアスペクト比。
これは僕の個人的な感覚なので共感されはしないと思うんですが、SIGMA fp以外のカメラでアスペクト比を変えるってなんか小手先で設定をこねくり回して遊んでる感というか、、なんともいえない気持ち悪さが自分の中であるんですが、SIGMA fpでそれをするのは何かそれも含めて写真体験の一つの遊びとして許容されてる感があるんですよね。
これはめちゃくちゃ自分勝手な感覚の話なので何言ってるかわからないと思います。はい。


そんな感じで今回はここまで。
パウダーブルーでのスナップいかがでしたでしょうか。

こんな感じでしばらくはSIGMA fpで遊びたいと思ってます。
次回はまた別の場所で別のカラーモードを使ってスナップしていきます。
そちらもぜひ楽しみにしていてください。

ではでは。

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