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【SIGMA fp】カラーモード"Warm Gold"で撮る街スナップ


みなさん、こんにちは。

今回はSIGMA fpスナップ第二弾をお届けしたいと思います。
前回までは西葛西でカラーモード"Powder Blue"を使ってスナップしてきましたが、今回はまた別のカラーモードを試そうと浅草橋にやってきました。

どんな描写を見せてくれるのか楽しみにしつつ、さっそく撮っていきましょう。

まずは駅から出てすぐの高架下をパシャリ

前回とは打って変わって暖かめの描写になるのがWarm Goldの特徴です。
真逆の方向性ですね。

ちなみに今回もアスペクト比は7:6です。
このアスペクト比いたく気に入りまして、特に縦構図が撮りやすいのが良くて。
しばらくはSIGMA fpでスナップする時は基本このアスペクト比でいこうかと思ってます。

角のミラーあたりにいい光が

色は暖かいけどこういう寂しげな光を取ればちゃんと寂しげに写ってくれます。
ハイライトの辺りにはオレンジとか黄色が乗っていて、シャドウ部分にはシアンとかが入ってる感じですかね。
まずは「あぁこういう感じの写りなんだ」っていうのをなんとなく感じながら、じゃあどういうシーンを撮っていったら活かせるかなぁと考えていきます。

差し込む光に照らされたパイプを撮ってみたけどこれは元々黄色い色なのでWarm Goldの特性はあまり出なかったですね。

こういう光が差し込んでるシーンにやっぱり合います。
暖かい光が降り注いでるその軌道が見えるような、そんな感じもしてきます。
下町の風景にもよく合いますね。

本当にPowder Blueとまったく違う方向性の色なので、全然違う気持ちで撮影に臨めて楽しいです。

Powder Blueのときも言ったんですが、カメラが搭載してるカラー設定としては割と変化量が大きいのにも関わらず、どこか品があって使いやすい。
それはどこからくる感覚なんだろうと考えてたんですが、少し思ったことがあるので共有すると、
一般的なカラー設定って例えば赤をちょっとオレンジ方向にズラしたり緑を黄色方向にズラしたり、色自体を転ばせて独自の色味を出してるイメージがあるんですが、SIGMA fpのパウダーブルーとウォームゴールドに感じる色の特性はそれとは違って、光に色を乗せてるような感じがするんですよね。
光に色を乗せてるからそこにあるものの色も必然的にある程度転ぶんですけど、色自体をいじっている感じがない、そういうバランスで調整されているからそこに品があるんではないだろうかという気がしました。

そう考えてみると、自分でRAW現像をするときもその考え方は結構大事なんじゃないだろうか。
色を弄るのではなく、光に色を乗せる、そういう感覚で色作りをすることはなんらかのブレイクスルーになりそうな気もしてきました。
もちろん難しいことだと思いますけど。

ということで、今回は以上になります。
ここから何回かに分けてこのWarm Goldで浅草橋の街を撮るスナップをしていきたいと思いますので、ぜひ楽しみにしていてください。

ではでは。


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