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街スナップはその街に飽きてきた頃からが勝負。

こんばんは。
今日は雪が降るかもとの予報で期待していましたが我が家の方はほんの一瞬でした。残念。
寒いのは辛いですが家の窓から見る雪は好きです。

もう撮るものないよ

日々スナップ写真をnoteに載せている僕ですが、このコロナ禍、好き勝手にいろんな街にお邪魔するわけにもいかず、もっぱら徒歩自転車圏内、もしくは空いてる時間の電車で近場の駅に移動して、比較的人通りの少ない場所を歩き回りながらスナップを楽しんでいます。

ですが、毎日のように同じ場所でスナップをしていると、さすがに飽きてくることがあるんですね。どこに何があるのか大体分かっていますし、決定的瞬間がいつも転がっているわけではありません。面白いものはほとんど撮り尽くしたよなあと思って、家を出る足も鈍ります。

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初めて訪れる街

初めて訪れる街でのスナップはどうでしょう。
まず、行くときはワクワクします。今日はどんな被写体に出会えるだろう。どんな写真が撮れるだろうと。これもスナップの醍醐味の一つですよね。
しかし、いざ帰ってきて写真を見返してみると、意外と面白い写真が撮れていないなんてことがよくあります。もちろん、綺麗な写真はたくさんあるのですが、見慣れていないものの大枠の印象に引っ張られて、どうにも撮らされているような写真になりがちです。
大雑把なものの見方になってしまうんですね。

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新たな視点

見飽きた街に、それでも出続けてみます。すると、意外なほどにシャッターを押す回数は少なくなっていきません。
これはもちろん、天気・時間・季節など様々な要因で1日1日違いがある、ということもありますが、それ以上に街を見る自分の目の深度が変わっていることに気付きます。テクスチャや影、組み合わせなど、今まで目が行かなかったような細部のつくりや印象にまで意識が届くようになります。
撮ったことがあるもので溢れかえっている街の中で新たな被写体を求める気持ちが、新たな視点を生み出すのかもしれません。

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飽きたときこそ撮るべし

皆さんもぜひ見慣れた、見飽きた街を撮り続けてみてください。きっと新しい視点が生まれてくると思います。
自分への叱咤も込めて「飽きたときこそ撮るべし」です。

ではでは。

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木村篤志 / Atsushi  Kimura
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