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マインドフルネス瞑想でうつ病マンが得られる「他人のことを気にしない」すごいメリット

「他人のことをちゃんと考えなきゃ…他人の機嫌をとってないと、どうなるかわからない!

ああ、この考えのクセなんとか治したい!!!」

それ、マインドフルネス瞑想で見直せます。


うつヌケハック担当者、株式会社イメジンの日野成美です。

前回の記事はこちら💁‍♂️

今日は特別に火曜日更新🔥

こないだの週末に私、おかげさまでコロナウィルスワクチン1回目の接種が済みまして。

週明けの昨日は副反応もあってかめたくそ眠かったので、1日更新日をずらさせていただきました。

副反応を体が起こせるというのは、体がちゃんと自分を守ろうとしていることなので自分を褒めながら寝てました。こんな日があってもいいと思ってます。

ワクチンを必死で確保してくれた国や自治体のみなさん、ありがとうございます!医療関係者の方々も感謝です。マスクして手洗い消毒して自粛してる私達もえらい!


さてさて私は以前、マインドフルネス瞑想についてうつヌケハックで特集しました。

うつ病マンのマインドフルネス瞑想は地獄だけど、脳疲労解消にめっちゃ効果あるぞっていう話をしました。


いまや世界中のビジネスパーソンがもてはやす、脳疲労解消のための必須メソッド!

欧米では認知行動療法としてもうつ病治療に使われている、マインドフルネス瞑想。

前回の内容を一言でまとめると、

「ただ座ってるだけに耐えられないうつ病マンは、マインドフルネス瞑想が地獄になる。なのでいろいろ工夫する方法を紹介するよ!」

だったわけです。


いやね、私はとてもあのモンキーマインドとのバトルや心との格闘を他人にすすめる度胸なかった。

ボディケアとは違って一筋縄にはいかないデトックスに、心が折れた時もありました。


でも前言撤回。

つらい思いを通り抜けただけの価値、めっちゃあった!!!


今日は、マインドフルネス瞑想をはじめて半年が経過した私が、やっぱりうつヌケメソッドとしてマインドフルネス瞑想をおすすめしたい理由と対策を語ります。

マジでつらい人は心と体に背を向けず、マインドフルネス瞑想はやらなくてOK。
それでも脳疲労が気になるあなたはこのへん読んでね!


マインドフルネス瞑想を6ヶ月やり続けた日野がたどり着いた「脳疲労とモンキーマインドにゆるく勝つ方法」

生まれてこのかたうつ病マンと30年以上関わり、自分自身もガチうつを17年以上やらかしてきた私。

うつという病気を得る人のある特性に気づいていました。


うつ病を発症しやすい人は、自己管理よりも他人の感情や周囲のコンディション調整を重視する傾向にある。

自分の感覚や感情に価値を置いておらず、自分を否定するセルフトークを高確率で日常的に実施している。

さらに多くの場合、謎レベルで理想が高い。


自分のコンディションをほぼ無視した上で重度の脳疲労におちいりやすい生活習慣をナチュラルに続けてる、それがうつ病マン!

私もつい最近まで知らんかったけど、健康な人は自分のこといちいち批判したりしないし、なんなら仕事しながらえらいぞ自分って誉めてるから!!あのネガティヴセルフトークだけで結構脳みそカロリー食ってるぞ!


これを脳の構造から変革して、ストレスフリーな感じに生きることを可能にすると言われる強制デフラグ&ディスククリーンナップアクションが、マインドフルネス瞑想。

ふつうに健康な人がやれば「呼吸だけするっていうのが新鮮✨頭も体もスッキリしてクセになりそう」くらいの感想で済むんですよ。(日野が実際に瞑想体験で耳にした他のヨギーニの感想)


なのにうつ病マンがやると死にたくなるレベルでつらい、マインドフルネス瞑想が地獄の苦行になってしまう根っこの理由。

それは「自分以外の他人のこと考えてないとダメ」ってふだんから思ってるからです。


ズバリ私たちは自分のことだけ考えることに慣れてない。

自分軸にきっちりなりきれてない。

なぜなら、自分は他人との関わりで役に立たなければ存在意義がないと考えているから。

自分が生きてていいのは、がんばって人を笑顔にしようとしている時だけで、役立たずは本当だったら生きていてはいけない。


……くらいに思っとるじゃろ?

わかってるよ!そんなあなたが大好きだよ!


しかしマインドフルネス瞑想をはじめると、物理的機能に他人に関心を払うことができません。

だって目閉じてるし座ってるし、瞑想中は「自分のこと」に集中せざるを得ません。

それがマインドフルネスだから。全集中だから。


これが私は非常にきっつかった。

思えばマインドフルネス開始当時すでに自己管理を極めてはいたものの、目の前に他人がいたら他人の状態に全集中していました。

「他人がなんだろうと、自分のことだけを考える」ということにまったく慣れていなかったのです。


えっ、そんなことして人でなしみたいに言われないの?と?

それがね、実はそうじゃない。

自分のことだけ考えてても、実は誰からも怒られない

さて、マインドフルネス瞑想を6ヶ月間続けて(我ながらよくやった。今度ココスでパフェ食べよう)マインドフルを極めると、落ち着いて座って呼吸だけできるようになってきます。


うつ病マンは「生きてる間は全ての知力を、他の人の利益になる形で費やす!たとえわが身燃え尽きようと!」くらいのエネルギーで他者に気を配り続けます。

本来自分のことに振り向けるべきパワーも、他の人に全振りするからポイントが尽きて瀕死になっちゃう。


瞑想を6ヶ月つづけて得られた感覚、それは……


たかだか5分くらい、自分のことだけに配慮するのに集中してても、全然怒られない。

むしろ褒められたりする。

なんなら日常生活においても、自分のことだけに集中しても、ぜんぜん誰も困らない。


というか本来、私たちは物理的に別システムの他人について気を使うより、自前の肉体や脳の保護について考えるべきなのです。


首肩こってんなぁとか、股関節が硬いぜとか、そういう体のメッセージ然り。

自分が無意識のうちにしている、自分自身に対してネガティブな言葉をかけているクセと戦うの然り。


もう、マインドフルネスはじめて最初のうちは頭の中にこういうワードがんがん出てくるからね↓

「ちゃんと人の役に立たないとダメでしょ」
「休む価値なんか、あなたにはないよ」
「がんばってないと怒られるよ」

うるっせーーーーーーーーええええ!!!

今まさにその回復のために必死で呼吸してるんや!


こういうネガティブワードが脳内で湧いてくるのは、脳のゴミや認知の歪みが暴走しているため。

しぶとく対処していればデトックスが促進され、自然とコンディションが良くなります。


で、周囲をシャットアウトすると自分のことを十全に管理できるようになります。

自分と他人を区切ったそのおかげで、他人にも適切な距離感で接したり、交友関係を築くことができたりするんです。


なんてこった!

マインドフルネス瞑想で得られる「自分」

マインドフルネス瞑想をはじめて、脳疲労が少しずつとれて、もともと鍼灸ヨガ養命酒で元気はつらつ(当社比)だった私はさらにパワーアップできました。

いやマジやばい!!

・仕事のパフォーマンスが爆上がりする
・朝起きたとき、ぐったりしてない
・軽い!軽いです!と妹を入れる箱もらった時の炭治郎くらい喜ぶ
・余計なことに脳みそがリソースを割かなくなり、圧倒的に疲れにくくなった
・他人のことに余計な気を使わなくなり、人生がウルトラ楽ちん

ぶっちゃけ、もっと早くやっとけばよかった!!


うつ病にかかる人は多くの場合、その人生において、他人のケアまで請け負っていたりする。と、私は最近感じています。

毒親、いじめっ子、モラハラ上司など、機嫌をとらなければコミュニケーションが正常に機能しない状況下で、まずはその相手の心身のケアを優先して行わなければならなかった。


「自分のことは無視!」

そりゃー自分のこと見つめるの、怖くなりますわ。自分のことに「目を逸らした」瞬間、ケア対象はもしかしたらえらいこっちゃをすることだってあるんですから。


でも私たちはたった今、体も脳も心もつらいわけです。

そしてひょっとしたら、これまで身を粉にしてケアしてきた相手はもう隣に居なかったりする。

今の自分の苦しみを、無視するべきじゃない。


マインドフルネス瞑想は、かんたんです。

ただ、呼吸するだけ。

たったそれだけで、人の役に立たないといけない自分ではなく「ただ、今ここにいるだけの自分」を認識して、愛することもできる。


自分のことだけ、考えていい。

うつヌケハックは今後も、マインドフルネス瞑想を不定期に推奨する記事を発信してまいります。

次回、「頑張れないなら黙って休め」もしくは「シンエヴァで学ぶ作業療法〜ケンケンになれないあなたに捧ぐ」の予定。
お楽しみに!


うつヌケハック質問箱はこちら📦


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