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11.ウバユリ(米川さんの絵本)

大好きな花。
貴賓があり美人のユリの花。
藪の中に咲いて居ても目立つ花。
でも名前は姥ユリだ。
葉っぱが枯れて
早く落ちて
葉が無いから
葉なしで。
歯なしのお婆さん姥ユリ。

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解説

八ヶ岳はたくさんの花が咲きお花畑を見に訪れる人も多いです。
私の小屋の名前である黒百合ヒュッテの黒百合も花の名前です。

ここでは、たくさんの花のなかでも特に印象深かったり思い出の花だったり好きだったりする花をいくつかご紹介します。すべて小屋近くで見る事ができます。山地で見る事ができる花もあります。
実際の花の画像や詳しくはインターネットにたくさんでているようです。
名前を憶えて楽しんでくださいね。

姥百合

姥、ウバとは文字の通り、女へんに老いる、おばあさんの事。
花の咲く頃は7月~8月。丈の高さは60~100cmとなります。 
別名として、タバユリ、ネズミユリ、水百合などと呼ばれます。
樹林や山地、すこし湿った場所に咲いています。多年草です。
花の色は白ですが全体に緑色が掛かっています。
丈が高いので、緑色の森のなかにすっくと白い花が咲いている様はとても気品があります。

長い茎に細い葉がついて伸びて、そして花が咲く頃には葉っぱが先に枯れてしまいます。だから歯と葉をもじり、お婆さんに例えて姥ユリと呼びます。
気品ある歯無しのおばあさん。
私は、ウバユリが草原の片隅に咲く頃を楽しみに見に行きます。
懐かしい恋人に会ったような気持ちになります。

次回は登山をしてて美味しそうとアイスクリームを思いだす花について掲載します。
何のお花でしょうか? お楽しみに。

おはなし絵:Yonekawa Masatoshi
共著:Yonekawa Keiko , Saitou

※この記事は米川さんの絵本proofreadマガジンに掲載中です


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