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池上さんの「伝える力」を読む朝

2020年の春に虫垂炎で入院する事がありまして、弟が見舞いに何が良いかと尋ねてきた時、「本を読みたい」と伝え彼は数冊持ってきてくれました。写真はそのなかの一冊。池上彰さんの「伝える力」。読書とは縁遠いと思っていた弟が、購入して読んだ一冊であるとの事でおすすめとして持ってきてくれました。
その時は私も一気に読み、その後現在でも仕事している机の上に置き何度も気になるページを開いては読み直し、再考しなければならない事など多岐に渡って書かれており、本日2020年8月17日、夜明け前にまた読み返していました。
すこしだけですが、内容について感じている事を書きます。

この書籍の「はじめに」に書かれている言葉が好きです。
「人は誰でも、おもしろいことや感動したこと、、、(中略)あなたも、心揺さぶられることがあれば、それを誰かに伝えたくなるのではないでしょうか。」
「無人島に一人やってきて、きれいな夕日を見たとしたら、鑑賞した後、その感動をすぐに伝える相手がいないことに寂しさを覚えるはずです。その光景をきっと誰かに伝えたくなるでしょう。」

ビジネス書です。日常生活でも通じる内容です。
日頃私達は伝える事と聞く事の大切さ、感動だけではなく、難解な事などもたくさん経験します。伝える重要性を書かれていますが、この本を読むと自分の「聞く姿勢」を原点に戻させてもらえます。
書いてある事の逆の立場である自分を考える、聞くことと伝えることが上手く調和してコミュニケーションが成り立つ事を池上さんは上手に書かれていると私は思いながら読んでいます。

私もnoteを始め、他の方のイラストとはいえそれらをまとめ有料マガジンなり電子書籍化しようと考えています。
このnoteが単なる自己満足の媒体でなくならないように私自身常に考えなければなりません。
また、現実の社会で公私共に新しく出会う人や出会った人達に自分の考えが上手に伝わるよう、相手の言葉がすんなり自分の頭と心にはいるよう、お盆も終わり、改めての残りの夏にむけてこの本を読み返しました。
とても丁寧でわかりやすい言葉で書いてあります。私もこのnote記事を読んでくださり自分磨きに関心があるどなたかにもこの本の情報をプレゼントしたいと思います。

(amazonより 登録情報)
新書: 205ページ
出版社: PHP研究所 (2007/4/19)
言語: 日本語
ISBN-10: 9784569690810
ISBN-13: 978-4569690810
ASIN: 4569690815
発売日: 2007/4/19
梱包サイズ: 17.2 x 10.8 x 1.2 cm



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