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4.天狗岳への道(米川さんの絵本)

天狗岳に登る大きな石のゴロゴロ道。
この道を何回歩いたろうか。
沢山、たくさん、数えきれないほど。
私の大好きな山。

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解説

登山者を案内した時、遭難者を探した時、私の大好きな花に会う時、ライチョウを探しの時、沢山の星を見たくて夜中に歩いたり、日の出を見たくて朝早く歩いたり、思い出が沢山詰まった道です。

天狗岳とは

天狗岳は北八ヶ岳で1番高い山(標高2646m)で東天狗、西天狗の双耳峰の山です(そうじほうのやま:1つの山に2つの頂上が同じくらいの標高に並んである事を2つの耳に例えて双耳峰と呼びます)。
山頂にある三角点と呼ばれる標柱は西天狗にあります。どちらの山からも眺望が良く、北アルプス、南アルプス、中央アルプス、秩父、浅間山、遠くは白山や筑波山までも見え、八ヶ岳は南八ヶ岳の赤岳、阿弥陀岳、北八ヶ岳の蓼科山まで身近に見る事ができます。登山道はスリバチ池経由と中山峠経由があり、どちらも山小屋から頂上まで1時間かかります。
ライチョウは昔は天狗岳はじめ八ヶ岳にもたくさん生息していて、昔の猟師は捕まえて食べたと聞きますが今は特別天然記念物です。ちなみにライチョウは八ヶ岳では絶滅しています。
夏冬とも人気のある山で、冬山は初心者でも登れる山です。夏の高山植物もたくさん咲き、特にキバナシャクナゲが多く見られます。
冬山も登りやすく3月には山スキーもできます。
私の大好きな山です。

おはなし絵:Yonekawa Masatoshi
共著:Yonekawa Keiko , Saitou

※この記事は米川さんの絵本proofreadマガジンに掲載中です


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