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22.雲を見た (米川さんの絵本)

何時間も何時間も見ていた。
いぬ、ぞう、いろんな動物だったり、
人の顔、大きなお饅頭、ケーキだったり、
次に現れる雲を思い出しているうちに
いつのまにか寝てしまった。

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解説

雲は季節、時刻、天候によって異なります。
登山をする際には、必ず雲の形や流れを見て気象も判断できます。
でも、難しいことばかり考えて見上げているばかりではないです。
難しいことより空想できる楽しい青い空のキャンパスに、いろいろな物が現れます。
日差しがぽかぽかして気持ち良い日、寝っ転がって草のなかとか温かい岩の上とかで想像します。
小屋に居るとお饅頭とかケーキはありませんから、おいしそうだなあって、ぱくぱく食べる真似とかして
そして気持ちよくなって寝ちゃいます。
楽しいですよ。

雲については、次回以降、2つほど覚えておくとよい雲を描きました。
ちなみに夜は星空、また浪漫広がるものです。

追記

星については、5の屋根の上で星見6の星を見るで紹介しています。

私saitouは、今回の雲を見たの絵を見て米川さんの絵本をつくってみたくなりました。この回や屋根の上での星見など、米川さんの人柄がとても表れている絵です。
山の厳しいなかでお仕事をされ、たくさんの小屋に来る人達相手にお仕事をされていたのですから、相当なる強い意志や我慢強さや厳しさを持っていらっしゃると想います。
でも、私が米川さん宅にお伺いする時は、いつもニコニコ笑いとても丁寧な言葉遣いと私を気遣ってくれる応対を正利さん啓子さんご夫妻はしてくださるのです。
あたたかさ、やさしさ、絵を描いてくださりませんか?とお願いしてみて描いてくださったこの絵、空を眺めている米川さん。なんだか想像するだけで可愛くて米川さんをご存じの方は、きっと光景を想像できるでしょう。
大好きな絵です。

おはなし絵:Yonekawa Masatoshi
共著:Yonekawa Keiko , Saitou

※この記事は米川さんの絵本proofreadマガジンに掲載中です


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