寄付「させる」ではなく「する」ものであるために~書籍:未来を変えるためにほんとうに必要なこと から学ぶ~
寄付させたい思惑
ファンドレイジングの伴走支援をしていると、クライアントさんから「寄付させるにはどうしたらいいのか?」という思惑を感じることがあります。
以前のnoteで人への伝わり方についてお伝えしました。
1.不理解・誤解
2.理解
3.納得
4.共感・共鳴
この4つの段階を意識して情報を提供していけば、うまく寄付につながるようなはたらきかけができるのではないかなと思います。
と同時に、以下の表現に考えさせられました。
うまく理解・納得・共感にもっていくことばかりに集中して、最終的に「寄付をさせる」になっていないだろうか?ということです。
寄付する気持ちを持ち続けてもらうには
うまく理解・納得・共感させて、最終的に寄付させることはどうなの?と言うと、
別にそこま意識しなくてよくない?
「寄付させる」と「寄付する」は本人次第だよね?
寄付しろって言って寄付してくれるんだったらいくらでも言うわ(笑)
など思う人もいるかもしれません。
しかし、寄付をお願いする立場として考えると、寄付者と長くお付き合いしていくことを皆さん望んでいますよね?
マンスリーサポーターは離脱せずできるだけ長くサポートして欲しいですし、年に1回決まった月に寄付してくださる方が増額して寄付してくれたら嬉しいものです。
意識的か無意識的か関わらず、寄付させられているのが続くと、何かしんどいものを感じます。
ということで、今回は「寄付する」気持ちを持ち続けてもらうためにはどうしたらいいのか?について、アダム・カヘン著の書籍:未来を変えるためにほんとうに必要なことを参考にしていきます。
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