寄付者がマンスリーサポーターになる団体を探す時、Web検索が決め手ではなくなってきました
あるテレビ番組をみていた時、「つけ麺」がはやってきていますというニュースがありました。
へー、そうなんだ、なんでだろ?
と思って、その情報番組をみていたら、まず、つけ麺屋の店主にインタビューをしていました。
レポーター:なぜつけ麺がはやっているのでしょう?
店主:それは、うちの特製麺と特製つけ汁との相性が抜群だからでしょう!
それをみて、
そりゃそうだ、美味しいからつけ麺を選んでいるんだろう
と思いました。
次にお客さんにインタビューをしていました。
レポーター:あなたは、なぜつけ麺を選ぶのですか?
お客さん:猫舌だからです
レポーターは複数のお客さんに同じ質問をしていきます。
他のお客さん:子どもの時から熱いの苦手なんですよね
他のお客さん:湯気でメガネ曇るので
他のお客さん:食べたら汗がとまらないのが嫌で
と味とは関係ない理由が続出していました。
その結果を店主にフィードバックすると、とてもがっくりきていました。残酷な情報番組です。
これと同様に寄付者もライト層が一定数います。寄付はしたいと思っているけど、どの団体がいいかは決まっていない人たちのことです。
私がファンドレイジングの伴走支援をする際にご提案していることがあります。
それは、担当者の方に、その方が全く関心がないけど、日本の社会課題として重要視されている分野で活動している団体のマンスリーサポーターに3ヶ月なってもらって、寄付者の気持ちになってもらう体験です。
その体験をレポートしてもらっていてわかったことがあります。
それは、マンスリーサポーターを決める時にWeb検索で決めてはいないということです!
理由を聞くと
Web検索しても広告ばっかで信頼できなくて・・・
ということでした。
全く関心がないことに関心を持とうとすると、まず新聞やテレビを見て、日本の課題ってなんだろうと調べます。
そして、うわー、関心ないわー、でも重要なことって言われているわー、という問題を決めます。
そこからWeb検索でその問題を扱っている団体を調べるのですが、寄付とかマンスリーサポーターと入れた時点で、広告がたくさん表示されてよくわからなくなります。
困ったなぁ・・・となって調べるのが
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