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上司や同僚のいない個人事業主が精神的余裕をえるために必要なことは何か?

NPOの個人事業主をしていて、最近やっと精神的な余裕が出てきました。

それまでは、「このままやっていけるだろうか」、「仕事が得られるだろうか」と不安が大きくて、それがゆえに余裕がなくて言動を間違ってしまうことも度々ありました。

どうしてあんな間違いをしてしまったんだろうかと反省しては、繰り返すことをしていました。

そもそも不安は何から生まれるのでしょうか?

人によって違うかもしれませんが、私は、

クライアントの要望に応えられないかもしれない

これでした。

要望に応えられなければ、お仕事としてお金が入らないですし、次のお仕事にもつながりません。そして、そうした状態は自分の存在価値がとるにたらないものだと思えてしまって、とても落ち込んでしまいます。

たとえ、人から「あなたには存在価値はあるよ」と言われても自分で認められなければ、そんなの嘘だと思ってしまいます。

私の場合、自分自身で認めていくには、クライアントの要望に応えていくしかなかったのです。

おかしな話ですが、個人事業主になる前のクライアントがいない時から、クライアントの要望に応えられないかもしれないと、強く不安に思っていました。そこの壁が高すぎて、個人事業主になるのを諦めようとしたくらいです。

自分が何ができるかわからないけれど、クライアントさえいてくれたら・・・と思うことはばかげているようですが、多くの人が持つ漠然とした期待なのではないかなと思います。

幸いなことに、クライアントができて、お仕事がはじめることができましたが、そこからクライアントの要望に応えられないかもしれない恐怖はさらに強くなっていきます。

クライアントが求めることは多様です。これさえできればOKみたいなものはありません。なので、「今回の仕事、うけたのはいいけど、できないかもしれない。」こうした恐怖が心の奥底にありました。

そのため、できないことや、わからないことがあったり、クライアントからできないの?といった態度をされると、必要以上に反応してしまう自分がいました。

それが、間違った言動を繰り返してしまった原因だったのです。

最近、そうした悪循環から抜け出せたのは、その捉え方が変わったからです。

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このマガジンでは、NPO業界の個人事業主の支えになるような以下の情報を定期的に発信していきます。 ・いいクライアントの見分け方 ・わるいクライアントに出会った時の対応方法 ・周囲をいいクライアントにしていくためにできること ・自分の価値の発信方法 など

このマガジンは、個人事業主でNPOの伴走支援者をしている今給黎が、2010年からNPO業界ではたらいてきた経験をもとに、考え方やノウハウを…

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