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SaaSスタートアップの最初の50人 〜 IVRyの最初の10人、25人、50人を公開します

こんにちは、IVRy コーポレートの今西です。

この記事は 株式会社IVRy 白組 Advent Calendar 2023 の5日目の記事として記載しています。

白組の昨日の記事は昨日をプロダクトマネージャーの高柳さんの「日本で70業種が利用する「伸びてるホリゾンタルSaaS」 IVRyのプロダクトマネジメント考」でした。明日は今西と同じくコーポレートとして働く後藤さん(通称、うきさん)より "スタートアップにおけるキャリアの形成" に関する記事が出る予定です。

また、紅組もやっています。今日は嶋方さんから "テキストコミュニケーションの重要性" に関する記事が出ています。

IVRy Advent Calendar 2023

はじめに

りょうさんからの以下の記事にあるように、IVRyは2023年11月に社員数が50人を突破し、この記事が出る2023年12月5日現在では代表の奥西を含めて59人の組織になりました!

※りょうさんからの記事は以下です

ある程度の規模になったので、ALL STAR SAAS FUNDの前田ヒロさんと一緒にヤプリ社SmartHR社・ANDPAD社もなさっていた "最初のn人" まとめをIVRyでもしてみようと思います。

特に、下記のような方を想定読者としてイメージしています。

  • シリーズB期の BtoB SaaS 企業の経営者や人事・採用責任者

  • IVRyで働く環境や仲間に興味を持ってくださっている方

なお、IVRyには、派遣会社からの派遣でIVRyで勤務いただいている方や副業・業務委託の形でIVRyに参画いただいている方もいますが、今回は直接雇用契約がある社員のみを集計対象にしています(けど、このようなみなさんも本当に本当にIVRyの大切な仲間です!)

最初の10人(〜'22年6月)

会社・事業の状況

2020年11月のサービスローンチ後、初の資金調達であるシリーズAを完了する直前まで社員数ゼロ(CEOである奥西以外の全員が業務委託)という状態だったIVRyですが、シリーズA完了の前後、つまりは2021年の末頃から社員採用をスタートしました。

社員数と内訳

2021年末頃から2022年6月の約半年でCEOを入れて10人の組織になりました。その時の内訳は以下の通りです。

10人の内訳

特徴としては2点あると考えています。

  • 採用チャネルはほぼほぼリファラル

    • 一般的に採用力がない点と「背中を預ける」という観点から、CEO奥西の起業前の同僚や大学時代の知り合いからの採用がメインになっています

  • CS/サポートは副業・業務委託を含めてゼロ

    • 利用開始後の問い合わせがほとんどなく、チャーンレートも十分許容できる程度に低かったことから、CS/サポートには人を置かずに新規獲得にフォーカスするセールスに寄せていました

実施できる/するようになったこと

この頃から組織の拡大を見越した施策を実施し始めました。例としては、コーポレート的な観点ではカルチャー作りのための策定、プロダクト観点ではインフラ移管等を行いました。

社員数25人(〜'23年4月)

会社・事業の状況

IVS2022 LAUNCHPAD NAHAへのファイナリストとしての出場ウェルビーさんへの導入、グッドデザイン賞の受賞など、徐々に会社やサービスへの認知度の高まりを感じ始めた時期です。

社員数と内訳

2022年7月に15人、2022年12月に19人、そして2023年4月に25人となりました。

25人の内訳

実施できる/するようになったこと

前期間から増えた人を黄色で表現しています。
職種別に見るとマーケターやセールスが特に増えた結果、トラクションを順調に伸ばすことができました。また、2023年3月には東横イン様の全国300店舗以上にIVRyを導入いただきましたが、従来のSMBを中心とした営業活動に加え、Enterpriseと呼ばれるような領域へも進出できるようになりました

全社としては、人数の増加に伴い、レポートラインの整備を含む「組織化」に向き合う必要ができてきました。ただし、一般的な組織化(職種ごとの部署を作ること)は「セクショナリズム」につながってしまうことが多いと考え、IVRyではプロジェクト制を導入することとしました。今ではそこにサークル等の概念も加わっていますが、コンセプトは当時考えていた形で運営されています。

プロジェクト制の詳細についてはこれらの記事をご覧ください。

社員数50人、を少し超えて59人(〜'23年12月)

会社・事業の状況

前述のトラクション伸長もあり、2023年3月にシリーズBとして13.1億円の資金調達を実施しました。今に至る採用および体制づくりは、その資金を元に行っています。

社員数と内訳

2023年4月(25人)からの8ヶ月で人数は倍以上に増え、奥西含めて59人にまで増えました。平均で4.25人/月、一番多い月で8人/月の入社です。

59人の内訳

初期の頃はリファラルを中心とした採用でしたが、現在ではYOUTRUST等の媒体を通じたスカウトや人材エージェントを起点とした採用も増えています。

※これだけ増えたのにいまだにデザイナーは社員でいません、、本当に困っています!

実施できる/するようになったこと

できるようになったことで言うと数え切れず、また、アドベントカレンダー内の別記事に詳しく記載されていることも多いので、その一例を以下にて紹介させていただくことで今回は割愛します。

一言で言うと、高度なスキルや多様な背景・経験を持つ多くのメンバーの加入によって、ビジネスやプロダクト、事業の可能性や蓋然性が非常に大きくなっています。また、その実現スピードも想像よりも早いものにできそうです。

今後に向けて

IVRyは、日本のすべての企業に最高のテクノロジーを提供することによって働く人々がやりたいことに集中できる、Work is Funな世界を作りたいと考えています。そして、こうやって振り返ってみると、確実に去年よりもその世界の実現への歩みを進めていることを改めて実感しました。

来年もこの歩みは止まらないどころかより加速することは間違いないので、まだ見ぬ「IVRyの最初の100人」に入ってくる方とも一緒に、来年を楽しみたいと思います!

P.S. まだ見ぬ「IVRyの最初の100人」の皆様
エンジニア、デザイナー、マーケター、セールス、採用人事、コーポレート含め、職種問わず仲間を募集しています!よろしくお願いします。


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