Naoto Imamachi 今町 直登

一人旅の記録や休日の散策の様子を日記にまとめていきます。

Naoto Imamachi 今町 直登

一人旅の記録や休日の散策の様子を日記にまとめていきます。

最近の記事

【散策】益子陶器市に誘われて(栃木県/益子)

前回、益子陶器市に参加したときに陶器を購入した作家さんから、「また、出店するので良かったら来てください」というハガキをいただいた。もうそんな時期になるのかぁと思い、せっかくなのでゴールデンウィーク初日に出かけることにした。 益子陶器市に行くために朝4時半に起きた。益子まで自宅から3時間かかる。電車だと下館からは真岡鉄道に乗って益子駅まで行くルートしかない。そのため、益子方面への電車は超満員だ。去年は座れなかったが、今年はタイミングよく座ることができた。 益子駅では人でごっ

    • 【旅日記】新茶の季節の前にお茶どころに来てしまった(静岡県/掛川)

      常滑で急須を買ったら、お茶を飲みたくなってお茶処に茶葉を買いに行った。 常滑駅から名鉄に乗って豊橋駅、そこからJRで新所原駅まで行った。新所原駅で天竜浜名湖線に乗って掛川駅に向かうのが目的だ。掛川に行くならこのままJRに乗っていったほうが早いが、ローカル線である天竜浜名湖線は、浜名湖を半周ぐるっとまわって走っている電車で一度乗ってみたかったのだ。 新所原駅では、次の電車まで1時間近くあったのだが、駅前はなにもないので途方に暮れた。天竜浜名湖線の新所原駅では、名物の浜名湖の

      • 【旅日記】ぷらっとこだまでぷらっと常滑へ 朱泥急須を求めて(愛知県/常滑)

        おいしいお茶を入れたい。そうだ、常滑まで朱泥急須を買いに行こう。 常滑焼の赤茶色(朱泥)の急須が欲しくなり、金曜日の仕事終わりに「ぷらっとこだま」を使って、ぷらっと名古屋まで行くことにした。 ぷらっとこだまとは、東海道新幹線こだま号の片道指定席とドリンク引換券をセットにした商品で、数千円安く新幹線のチケットを購入できる(ただし、こだま限定)こだまは各駅停車だが乗客が比較的少なくゆったりでき、時間を気にしない旅ならオススメできる。 夜の20時、東京駅でおかしを買い込み、ぷ

        • 【散策】秩父札所34観音霊場巡り(埼玉県/秩父)

          他の人たちは、芝桜を見に来たのかもしれないが、私の今日の目的は「秩父札所34観音霊場巡り」だ。 秩父にはよく来る。都心からのアクセスが良く、散歩にはちょうどいいスポットだ。目的もなく歩くのはさすがにしんどいので、秩父札所巡りという目的を持って、その日の気分で歩く。1箇所だけ周ることもあれば、5、6箇所とたくさん周ることもある。時間があれば、駅前の温泉に浸かってその日かいた汗を流す。これが最高に気持ちがいい。秩父札所巡りはこれで3周目になる。 駅前は桜が咲いており、清々しい

        【散策】益子陶器市に誘われて(栃木県/益子)

          【旅日記】日本一大きな朝市、館鼻岸壁朝市で食べ歩き(青森県/本八戸・陸奥湊)

          全長800m、日本で最大規模の朝市が八戸・陸奥湊にある。「館鼻岸壁朝市」だ。 年がら年中開催しているわけではなく、冬期はお休みとなり、例年、3月中旬〜12月頃まで毎週日曜日のみ開かれる。 八戸旅の1日目、久慈から今日泊まる予定のホテルがある本八戸まで戻ってきた。本八戸からホテルのある市街地まで割と距離がある(1km あり、15分くらい歩く) 本八戸駅を降りてホテルのある方角へ歩いていくと、何やら謎の吹き出しが街のあちこちに描いてあることに気がついた。八戸の雑学が散りばめ

          【旅日記】日本一大きな朝市、館鼻岸壁朝市で食べ歩き(青森県/本八戸・陸奥湊)

          【旅日記】朝の連続テレビ小説「あまちゃん」の聖地に行ってみた(岩手県/久慈〜青森県/八戸)

          「あまちゃん」というNHKでやっていた朝の連続テレビ小説を覚えている人はいるだろうか? その舞台となった街が岩手県の久慈にある。全く行く予定はなかったのだが、思いがけず行くことになった(ファンがいたら、お前は何を言っているんだ!って怒られそう) どうして久慈に行くことになったかというと、JR東日本の「どこかにビューーン!」というサービスがきっかけだ。このサービスは、JREポイントを6,000ポイント使うことで、オススメの4つの駅のどこかに新幹線で行けるというものだ。わかり

          【旅日記】朝の連続テレビ小説「あまちゃん」の聖地に行ってみた(岩手県/久慈〜青森県/八戸)

          【散策】田んぼのド真ん中で川瀬巴水の新版画を求めて

          川瀬巴水という新版画の作家をご存じだろうか? 海外では、川瀬巴水(Hasui)、歌川広重(Hiroshige)、葛飾北斎(Hokusai)と並び称される版画家、3Hとして知られる。 そして、江戸時代に流星を誇った浮世絵を明治・大正時代に復活させ、海外の絵画の技法を組み合わせて進化させたのが新版画である(たぶん) 川瀬巴水の新版画は、旅先の情景を版画に起こしたものが多く、一人旅が好きな私の心に刺さった。また、有名な観光地を芸術的に書き上げるのではなく、川瀬巴水の版画は何気な

          【散策】田んぼのド真ん中で川瀬巴水の新版画を求めて

          【旅日記】 日光東照宮のその先には何があるのだろうか?(栃木県/下今市〜奥日光)

          日光と聞いて、どういった観光名所を想像するだろうか? ほとんどの人が、日光東照宮や華厳の滝を思い浮かべるのではないだろうか?観光名所のその先に行ってみると、思いがけない発見があるものだ。今日はその奥に行ってみることにする。 下今市の「汁飯香の店 隠居うわさわ」で朝ご飯を食べた後(前回の記事)、日光駅に向かった。中禅寺湖〜奥日光の方面にいくためにバスを使うことにした。 オトクな湯本温泉フリーパス(2日間)を駅で購入しようと尋ねると、「湯元温泉にご宿泊ですか?泊まるホテルによ

          【旅日記】 日光東照宮のその先には何があるのだろうか?(栃木県/下今市〜奥日光)

          【旅日記】 汁飯香の店 隠居うわさわを訪ねて(栃木県/下今市〜奥日光)

          お気に入りの飲食店が明日もやっている保証はどこにもない。 私には、行っていたときは月1で足繁く通うレベルで気に入っていた朝食屋さんがあった。日光・下今市にある「汁飯香の店 隠居うわさわ」という店だ。もともと、うわさわは日光名物のたまり漬けを製造している商店である。そして、そのうわさわ家の古民家を改装して作ったのが先の朝食屋さんである。 汁飯香の名前の通り、日光産のご飯と味噌汁に、うわさわのたまり漬けの漬け物がついた朝食を出してくれる。The日本食といった感じだ。 ご飯は土

          【旅日記】 汁飯香の店 隠居うわさわを訪ねて(栃木県/下今市〜奥日光)