UXデザインとUIデザインの違いって何?①
前回、"UXデザイン"の概要を説明させていただきました。
今回は、UXデザインとUIデザインの違いについてスッキリさせます。「UI/UXがダメだ」「UI/UXデザイナーです」等々とよくセットにされていますが、それって何が違うかと説明できる人は少ないかもしれません。
UIデザインの"UI"は、ユーザーインターフェイス(User Interface)の略です。Interfaceというのは、日本語で(二者間の)境界面という意味です。
例えば、あなたがスマホで食べログからレストランの口コミを見るとしたら、口コミ情報とユーザーであるあなたの二者間に食べログアプリがあると捉えられます。つまり、食べログアプリの情報全て(背景、ボタン、文字等)がInterfaceと言えます。
よってスマホアプリを作る時の、UIデザインとは、アプリの背景、各種ボタン、文字のフォントを設計することのイメージを持っていただければと思います。
ちなみに、この概念はスマホアプリのようなデジタル空間に留まりません。あなたがPCを介して、インターネットを見るのであれば、PCがInterfaceになります。あなたが新聞を介して、ニュースに触れるのであれば、新聞がInterfaceになるとも捉えられます。
ここまでの話を踏まえ、UI/UXデザインを端的にまとめるとこうです。
「UIデザイン」 = あるべきユーザーインターフェースを設計すること
「UXデザイン」 = あるべきユーザー体験を定義すること(詳細は前回参照)
次は別角度からこのUI/UXデザインを見るために、デザインの5つのレイヤーを紹介します。
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