タイの友人から教えてもらった人柄、在り方の違い
先日タイの彼と笑って話した出来事を思い出しました。何気ない会話だったのですが、国民性の違いや学んだことがあったので言葉にします。
私と彼はNZの同じ語学学校で知り合いました。
これは同じ学校の私と彼の共通のタイの友達のお話です。
私とその友達は住んでいたフラットのアパートが隣同士でした。
毎朝大体同じルートを通って学校へ向かいます。
当時貯金を切り崩して生活していたので、毎朝歩いて学校に行っていました。
その朝友達とアパートのすぐ近くの道で会いました。いつもギリギリに登校していた私は全力疾走で走っていました。友達はのんびり歩いていて、穏やかに話かけてくれました。
友達「おはよう」
私「遅れちゃうよ? 走らないの?」
友達「大丈夫だよ。バスで行くよ」
ちなみにこのバスはダイレクトに学校まで行くものではなく、若干市内を回って学校の近くに停まるものです。
友達は「元気だね〜」
と笑顔でのほーんと話していたのを今でも覚えてます。あまりにも焦りもなく話すので“本人がいいならそれでいいか“とツッコむ事もなく、私は全力疾走で学校まで向かいチャイムと共に教室に入りました。
先生にもよるのですが、その学校は10分以上遅れると授業に出られませんでした。
私は授業を受けながら友達のことを考えていました。
あまりにも普通に話していたから、それなりに策があるのかなとも思ったけどそんなことはなさそうだったなぁなんて笑
15分くらい経って普通に教室に友達が入ってきました。変わらず穏やかそうでした。そのクラスの先生は運悪く厳しかったので、みんなの前で激怒されていました。
とそんなお話。
お互い友達のことはよく知っていたので、大爆笑。
彼は「それがタイスタイルだ」と言って笑っていました。
この話で私が振り返って感じるのは国民性の違い。
その友達の在り方かもしれないけれど。
そして友達を凄いなって思うのは “遅れてもちゃんとクラスに来たこと“
私だったら絶対にクラスをスキップすると思います。それは ” 怒られたくないから、恥ずかしい思いをしたくないから” そこが一番の理由じゃないかなぁと思います。
だけど何くわぬ顔で来て、傷ついているかもしれないけど物凄く凹むこともなくクラスを退散した友達はやっぱり凄いと思います。
勿論気にしなくてはいけないことも、直すべきこともある。日本で生きていく以上大切にすべき礼儀もある。
けど ”怒られること、失敗することを恐れてその場から逃げること” “一度怒られたこと、失敗したことに凹みすぎるのも良くないなぁ”と自分を振り返って思いました。
私は海外、そして出会った友達が大好きです^^
それは何気ない姿から生き方の違いを教えてもらい
生き方や在り方を変えるきっかけを沢山もらったから。そんなことを思い出した日。
日々感謝です。
今日も素敵な日になりますように
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