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「開き直る」って大切

開き直ることも、時には大切です。正しく開き直れば、失敗も怖く無くなります。

新規事業を始めたとき、新たな部署で新しい仕事についたとき、会社を転職したとき、フリーランスで仕事を始めたとき、英語を話すとき、新しい習い事を始めるとき、こんなふうに感じないでしょうか。

「怒られたらどうしよう」
「失敗するんじゃないか」
「間違えるのではないか」
「笑われるかもしれない」

こうして、多くの人が躊躇した結果、挑戦することをやめてしまい、消極的になってしまう。または、相手を訪問したり、電話したりするのになかなか勇気が出ずに、時間がかかってしまう。

こんなとき「図太く」なれる術を知っていると、怖いものが減っていきます。

開き直るコツ:事前に失敗を予測して心配することに意味はない

例えば、大物と言われる人に会いにいくとき。あなたは、事前に「失礼にあたらないようにするには、どうしたらいいんだろう」と考えをめぐらせてしまうかもしれません。

もちろん、相手に礼を尽くすことは重要です。
しかし、くよくよと、必要以上に考えすぎにはいいことがない。「過ぎたるはなお及ばざるがごとし」なのです。考えないで、当たって砕ける図太さが時には必要です。

開き直るコツ:わからないことは、放っておくということ

「わからないことは、わからないまま放っておく」と言う思考。
やってみなければ失敗するかどうかはわからないのです。わからないことは放っておく。失敗に縛られない。

まだまだ、世の中にはわからないことが多いのです。実は、科学者や専門家にも、わかっていることはほんのわずか。例えば、なぜ重力があるのか、重力の本質がなんなのか、これをうまく説明できる人はいません。地球の簡単なことですら、まだまだわかっていないことがたくさんあるのです。百年前に「正しい」とされていた知識は、どんどん否定されていきます。だから「絶対に正しいこと」はほとんどないのだと理解してみましょう。

その中で、拙速に白黒を決めて議論して戦うより、わからないことは「わからない」と素直に認めてしまう。
そして、わからないことはそれ以上考えない。
わからないことを「わからない」ままに放っておく、という思考ができるようになると、まさに図太くなり、思考がすっきりします。

こうやって精神が安定することで、初めて脳みそのリソースが、仕事の内容や創意工夫に向くようになるでしょう。そこで、初めてモチベーションが邪魔されない状態で湧いてくるようになるかもしれません。モチベーションを向上するには、自分の頭の中をすっきりさせておく必要があります。

何をするにしても、自分自身を安定させ、失敗を恐れなくなるために、「考えない」「失敗を恐れないで動く」「わからないことを、わからないままに認める」というのは有効です。
ぜひ、失敗が怖いという思いに負けそうになった時に、一度考えてみて下さい。

以上、本日のアウトプットになります。

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