発達障害と毒親から脱出するための処方箋 Part1


「気付いたら大体手遅れ、早期発見が大事」
こんにちは。こんばんわ。北里明日香です。

前回まで、いまいずみさんにインタビューして
まとめたものを
2編に分けて書きました。

その次の章が・・・

です。

話は戻りまして、

こういうお話などは割とTwitterやnoteでも多いのです。
また書店に行って、「毒親」や「発達障害」や「ASD:ADHD」
などのメカニズム本はわんさか売っています。
なお、私も結構買って読みました。

新書やら文庫やら実用書でも買って読みました。

大体の書いている著者がクリニックのお医者さん。

〇〇大学病院の医学者などなど。が多い印象でした。


内容は決まってこうなります。

【内容で多いこと】
・発達障害の特性
・発達障害の不得意な分野 変わったところ
・特性などは詳しく書かれているものの
 
 読み手が一番に気になる対処法・処方箋がほとんど無い

こういうのが気になりました。
そりゃそうですよね。
当人は健常者なのですから、具体例が出せません。
過去の該当者を例に出してくるわけですが、大体がその時の偉人。

ちょっとした歴史の教科書に載るような人ばかりなのです。

それは、対処法としてはちょっと無理くりすぎると思うのです。
たしかにスティーブ・ジョブズも、ビル・ゲイツ。
またスポーツ界ではイチロー元選手や、
中田英寿元選手なんかも
言われていますが、
この対処法を当てはめようっていうのはいくらなんでも無理難題です。
成功者から学ぶのは大事ですが、全員に当てはまりません。


数多の数の「発達障害」関係で読んだ中でまだタメになりそうなもの
だったのは

・・・

『発達障害の僕が「食える」人に変わった本』 借金玉著(KADOKAWA)



↑ 中古本でも十分です。メルカリでも売っていると思います。



「毒親」とはなに?という方は、

毒になる親〜一生苦しむ子供〜 
スーザン・フォワード著 (講談社α文庫)

↑ これもまた中古本やメルカリに売っていると思います。

発達障害の概要やら、特性や不得意なものとか
ASD:ADHD:LDなんかを
知りたい時は、

「大人の発達障害シーン別解決ブック」 司馬理英子著 (主婦の友社)
1冊で十分です。


↑ 私は別の同様の本を購入しました。

「アスペルガー・ADHD 発達障害シーン別解決ブック」
 司馬理英子著 (主婦の友社)をつい最近に購入しましたが
 私が買ったのは子育て向き。
 当人向きはAmazonがオススメです。
 2022年2月末まではKindleの電子書籍で購入すると
 501円だそうです。
 私は即書いしました。
 【編注】2022/02/14時点の情報

というか、当人は必死なので多分持っていると思われます。



■ 気付くのは早期発見が第一



まず大前提として、家族、特に両親は「子供の育て方は間違っていない」という立場
に立っていることを頭に入れておきましょう。

なぜなら、『両親が「毒親」である』ということなんかを
認めるわけがありません。


曲がりなりにも自覚していたら、それなりの援助や対応策や本などを買って
情報収集をしています。

どこで気付くかにもよりますが、当人がいい大人になった時、
例えば、大学時代や就職活動中・就職後などでは、

もはや、両親は「やるだけのことはやった」というカタチで
「私達は間違っていなかった」と思考回路としてなっています。



ということで、私はもっと大人になり気付いた時に、
本などを読んでと両親に渡しましたが、読むはずもなく
「読んでいく」程度のことはいいますが、どこかに置いて放置です。

まず読みません。


読んだとしても自分たちのしてきたことが否定につながりますので

途中でポイでしょう。



ということで自分自身で気付くしかないのです。

気付くポイントとしては、
学校時代なら、浮いているなぁ・・・
とか
友だちからいじめられているなぁ・・・
とか
一人ぼっちが多いなぁ・・・
とかがサインです。

とはいえ、悲しいことに、
当の本人は自分が「毒親」に育てられていて

何かしらの「メンタルヘルス疾患」を患っているとは気付いていません。

特に若いので、若さで乗り切るみたいなカタチで収まっていきます。

なお、いじめられていて、家族に相談ができないというのは
致命的であり、家族に相談ができないなら、教師以下などなどに相談は
ほぼ不可能です。

こういう場合は「毒親」の可能性が高いです。




■ 難しい問題 「誰に相談するのか問題」




ここで難しい問題が出ます。
「一体誰に相談をするのか問題」です。

普通なら「家族」に相談するのが最適解なのですが

「毒親」持ちならば、あまり頼りになりません。

まず当人本人が「毒親」に縛られてしまい、
言い出せないのがあります。

教師に相談、これもまた難しい。
そもそもコミュニケーション能力が低下中なのに
相談するのは難しい。


ネットでアカウント作って相談。

今どきですね。たしかにそういう系のSNSは多いです。

しかし推奨できません。

返ってくるレスポンスは「いいね!」のボタンくらいです。

またしっかり相談に乗る人は少ないです。

これらも返ってくるのはGoogle検索で出たHPみたいなものを

受け売りにして書いている言葉です。

というわけで、私が一番推奨したいのは、

「腹を割って話せる友人」と思います。




私の経験則からなので、当時はネットがありませんでした。

とはいえ、メールはあったのですが、そういう問題ではありません。

自分自身が信用していて、
相手もそれなりに聞いてくれる
そういうリアルな友人が1人だけいたら、
それで十分かと思います。

実際に売っている本でこういうことは書きにくい。

なぜなら、最適解じゃないからです。


また、大学生以上になっている方なら、

心療内科の戸を叩くのもありです。

ただし、初診でいきなり「発達障害」という診断は降りないと思います。
まずそんなことを聞いたケースがありません。


経験上では、
この「発達障害」というのは、2000年代では認知度はほぼ無くて
私が初めて聞いた時は2006年でした。

その時はADHDという病気?疾患があるとして病院の医者から聞きました。
ただその治療法や治療薬も無いままなので、

何を処方すればいいのかも臨床現場でもわからない状態でした。


いまは、ADHDに対しての治療薬(というか改善薬)がありますので

そういった意味合いでは心療内科などの門を叩くのも良いかもしれません。



今日はこれまで。


その後の問題点や「毒親」からの離脱問題などは
近日中に書くことにします。


でわ。

北里明日香(Asuka_Kitazato)

2022/02/14

19:36

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