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すぐ、そこに。あるもの

こんにちは、こんばんは、おはようございます。

11月も終わり
今年も最後の1ヶ月、12月がやってきてくれました。
急に寒い日が続くように感じ
乾燥した空気と、肌寒さと、ピリッとした早朝の空気と、澄んだ星空と
ああ、冬やってきた。

こんにちは、冬。
また会えたね、冬。
なんて思う今日この頃です。
そんな冬のある日、

ものすごく心があたたまり、また大切なことをお客様から教えていただきました。
宝物のようなお話に私は感じたので

この宝物を独り占めしておくことができず思わずnoteを開きました。
そんなお話を今日は書こうかなって思います。

私が今1ヶ月に2度か3度担当させていただいているとあるお客様は、大先輩から引き継がせていただいており
未熟な私で大丈夫だろうか。という不安と共に最初にご挨拶をしたのを覚えております。

最近お話する時間が少しずつ増え、いろんなお話をしてくださるのですが
とっても明るくいつも朗らかなその方が

私は以前こうじゃなくて、もっと人見知りだったのよね。
私が変わったのは夫の闘病があったからだと思う。
と、そこから旦那様とのエピソードをお聞かせくださいました。

旦那様は脳梗塞をされ、そこから決死のリハビリを経て回復され
その数年後癌が見つかり、旦那様はその方より先に旅立たれました。

夫の癌が見つかった時に、本当にありとあらゆる本を読み
何故夫は癌になったのだろう、どうしたら治るのか、何が良くて、何がいけないのか、どうしたらいいのか・・・

そんな中で、大切だと気がついたこと、夫が教えてくれたことは

起きたことに対して、不平不満を言うのではなく
感謝をして受け取ると言うこと。
口角を上げて、無理矢理にでも笑顔を作っていると、脳って単純だからその口角につられて心の中も穏やかになる。
それを、なんでどうしてって自分を責めて、人を責めて、悲しい、辛い、不幸それを言い続けることは、本当にその状態を自分で引き寄せている。
自分が作り出してしまっている

脳に自分が辛い・不幸を刷り込んでいるようなもの。

どんな時も、笑顔で過ごしていればこそ。
そして、当たり前なんてことはないという事を夫の闘病から教えてもらった。

毎日目が覚めることも
今、こうして温かいベッドで眠れることも
食事できることも、手足が動くことも
瞬きできることだって

当たり前なんてことない。
一つ一つが奇跡の連続で、とてもしあわせでありがたいこと。
だからそれに感謝して大切に生きようと思った。

それから私の人生変わったのよね。
私、今が人生の中で一番幸せ!!!

そのお話を聞き、私はヘッドマッサージをしながら思わず涙が流れそうになり、それを堪えるために言葉が出てきませんでした。


そしてこんなお話も。
例えば何だか苦手な人がいたとするじゃない?
でも、それを嫌だな、苦手だな、嫌いだなって思うのって簡単だけど
この人は達人だなっていうことにしたら、何だか楽しくなるでしょ。

すぐに怒る人は、すぐ怒る達人
だから理不尽に怒られても、ああ、達人
さすがすぐ怒る達人だよ。って受け取ったら何だかおかしくなってきて笑っちゃうの。
これは斎藤ひとりさんがおっしゃられていた方法なんだけど。

と、少し言葉の感じは違いますが笑顔でこんなお話をしてくださいました。


旦那様が命をかけて贈ってくださったその方への愛の贈り物なんだなと。
施術が終わり、その方に貴重なお話を私にしてくださったことにお礼を言おうとすると

また涙が流れそうになり
それを堪えながらありがとうございましたとお伝えしました。

目が覚めて
窓を開けて、深呼吸をし、伸びをして、座る

目が覚めて
まだ眠気があり、もう一度お布団に潜り込む

これって当たり前のことではないんだなって。

あたたかなお布団があり、飲める水があり、あたたかな食事ができること
美味しいって感じること

おはようって言えること
仕事ができていること
大好きなことが仕事にできているという幸せすぎること

大切な人たちがいてくださること
その人たちに愛を伝えられること
愛を受け取れること

自分自身の身体があること
不平不満をいいはじめるとキリがないですが
そんな体があるから今を生きられていること

誰かも、自分も、全部、同じ存在で大切。

こうして今日も私がPCの前に座って温かいお茶を飲みながら
夜に変わりゆく早くなった夕暮れを感じつつ、こんなとりとめのない独り言のようなnoteをかけるのもまた

こんな私の拙い文章を読んでくださるアナタがいてくださるからです。

心より感謝を込めて。

ありがとう。

shanti shanti shanti
imaiami

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