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【お薦めの読書法】 資産を増やすための戦略的読書術

皆さんが、日々読書をする目的は様々かと思います。

好きな作家の小説を読んで楽しみたい方、資格勉強のために本を読む方、仕事に関連する知識を身につけるために本を読む方など、様々な目的があるはずです。

私も様々な目的で本を読んできましたが、その中で、多くの時間を費やしてきたのが、自分の資産をいかに増やしていくか、つまり、「資産を増やすための読書」でした。

ネットにも、「お金持ちになる方法」や「資産を増やす方法」については様々な情報が溢れていますが、やはり、体系的な知識の取得や情報収集のためには読書が効果的です。

そこで以下では、私が多くの本を読んできた中で、資産を増やすために必要な考え方や、それを学ぶために役立つ書籍を紹介させて頂きます。

1.資産を増やすための方程式

まず初めに、あなたの人生における総資産は、以下の簡単な式で表すことができます。

総資産」=「収入」ー「支出」+「資産の運用益(= 資産 × 運用利回り)

つまり、「総資産」を増やすためには、

(1)「収入」を増やす
(2)「支出」を減らす
(3)「資産」を上手に運用する

という手段しかありません。

したがって、これら3つの方法をいかに上手に行うかについて学ぶことが、資産を増やすために必要なことになります。

以下では、それぞれの手段に役立つ書籍を紹介します。

2.人的資本を活用して「収入」を増やす

「収入」を増やすためには何をすれば良いでしょうか。

多くの方が、

・仕事を頑張って「年収を上げる」
・副業をして「収入を増やす」

ということを思いつくはずです。

しかし、「収入」を増やすもう一つの大切な方法は、

・「長く働く」

ということです。

なぜなら、あなたの人生における生涯収入は、

年収」×「稼働年数(働く年数)

となるからです。

そして、この「稼働年数(働く年数)」を増やすという点は、かなり重要な視点です。

なぜなら、例えば、年収500万円の方が、体を壊して1年間働けなくなったり、または、健康上の理由から1年早く退職すれば、当然、生涯年収は500万円減ることになります。

そして、この年間500万円という収入は、他の手段でその穴を埋めようとしても、とても困難なことです。

例えば、仮にこの損失を「(2)「支出」を減らす」方法で埋めようと思えば、年間50万円使っていた趣味や海外旅行代を10年間も我慢しなければなりません。

または、この損失を「(3)「資産」を上手に運用する」方法に置き換えれば、年率5%というかなりの高いリターンで運用したとしても、1億円の資産を運用したことに匹敵します。

これほど、長く働くということは資産を増やすことにおいて重要なことになります。

なお、以下の書籍では、人的資本の重要性と、それを踏まえた金融資産のポートフォリオの検討が必要である点を教えてくれます。

(1)健康で長く働くための本

このように、「長く働く」ということは、総資産を増やすという点においてはとても有効な方法です。

そして、「長く働く」ためには、健康であることが何より大切になります。

そこで、まずは健康という観点から参考になる書籍を紹介させて頂きます。

【1】健康とな何かを考える

そもそも「健康」とは何でしょうか。

実は「健康」とは、全ての人にとって共通の「健康」な状態があるわけではなく、個人によって望ましい「健康」な状態は異なります。

例えば、高校生にとっては、1時間激しい運動が出来ることが「健康」かもしれませんが、60代にとっては体が不自由なく動かせることが「健康」かもしれません。

以下の書籍では、そもそも「健康」とは何かを考えるきっかけを与えてくれます。

【2】必要最低限の健康法を知る

世の中には多くの健康法が溢れており、何を信じれば良いのか分からなくなってしまうこともあります。

以下の書籍では、科学的な証拠に基づいた、健康になるために効果的な5つの方法を教えてくれます。

【3】健康に良いことを更に知る

上記で最低限の健康法を知った上で、更に多くの健康法を取り入れたい方は、以下の書籍をお薦めします。

より多くの健康法を知ることができます。

(2)能力を磨く

いかなる仕事をするにしても、自分の能力を磨くことは、収入のアップに繋がります。

そのためには、以下の書籍がお薦めです。

【1】才能を言い訳にしない

何事に取り組むにしても、自分を信じて最初の一歩を踏み出し、努力を続けることが必要です。

しかし、「自分には才能がない」と言って、何事に対しても最初からあきらめてしまう人もいます。

そんな人に読んで欲しい一冊です。

【2】正しい努力の仕方を学ぶ

ただやみくもに努力すれば良いというわけではありません。

どんなに時間を割いても、能力が上達しなかったり、他の人と差がついてしまうのは、その努力の方法が正しくないからです。

以下の書籍では、正しい努力の方法を学ぶことができます。

【3】頭では分かっていても、行動に移せない人に

努力が重要だと頭では分かっていても、なかなか行動に移せない方や、三日坊主で終わってしまう方も多いかと思います。

そんな方には、以下の書籍がお薦めです。

(3)集中力を鍛える

集中力を高めることは、あらゆる物事におけるパフォーマンスを向上させることに繋がります。

集中力を上げれば、仕事の質も高まりますし、同じ時間でこなせる仕事量も増えます。

以下の書籍は、そんな集中力を高めたり、鍛える方法を教えてくれます。

【1】集中状態に入る

日常生活において、集中状態に入るための具体的な方法を教えてくれます。

【2】集中力は鍛えられる

集中力は、生まれ持ったものではなく、練習を行うことで鍛えることができます。

その練習方法とは、「瞑想」です。

以下の書籍では、その「瞑想」の効果や方法を具体的に教えてくれます。

(4)壁にぶつかった時は

どんなに努力しても、なかなか結果が出ないということもあるかもしれません。

そんな時は、物事の見方を変えてみるのも良いかもしれません。

以下の書籍は、私たちの今までの考えをひっくり返してくれます。

3.人生における「支出」を効果的に減らす

「収入を増やす」方法を学んだら、一方で、「支出を減らす」ことも考える必要があります。

しかし、ただ手当たり次第に支出を控えても、効果的ではありませんし、そもそも人生の楽しみも減ってしまいます。

例えば、平日の仕事帰りの1杯のカフェのコーヒー代を控えても、その効果額は年間で、300円×200日=60,000円となります。

それを、20歳から50歳までの30年間続けても、生涯で節約できる金額は180万円です。

180万円は決して少ない金額ではないですが、私たちは、もっとより効果的な支出の抑え方を学ぶべきです。

以下の書籍では、人生における大きな支出である「住宅」「生命保険」「税・社会保険料」等について、以下に私たちが大きな負担をしているか、そして、そこに削減の余地があるかを教えてくれます。

(1)税金コストについて正しい理解を深める

私たちの人生において、税金・社会保険料に支払う金額はとても大きな割合を占めます。

人生における「支出を減らす」という観点からは、まずは税金についての理解を深めることが第一歩になります。

皆さんは、そもそも自分がどのような税金をいくら支払っているかご存知でしょうか。

以下の書籍では、税金の基本と仕組みを分かりやすく教えてくれます。

(2)知らず知らずの無駄な支出を抑える

私たちは、支出を抑えようと考えれば、そのために合理的に判断して節約を行えると思ってしまいます。

しかし、私たちは、知らず知らずのうちに不合理な判断を下しており、そのために無駄な支出を行なっている可能性があります。

以下の書籍では、どのような場面で私たちが無意識に不合理な判断を行なっているかを教えてくれます。

4.資産を有効に運用して「運用益」を増やす

資産を増やす可能性のある手段は無数にあります。

・パチンコ
・競馬
・宝くじ
・株式投資
・FX
・不動産投資
・・・

確かに、どれも資産を増やす「可能性」のある手段としては間違いではありません。

しかし、やはり、貴重な資産を有効に運用して増やしていくためには、その運用手段はしっかり検討する必要があります。

以下の書籍では、そのような資産運用の方法について教えてくれます。

(1)まず最初に読む本

まず最初に、資産運用とはそもそもどのようなことなのかを知る必要があります。

以下の書籍は、そのような基礎を知ることができます。

(2)株式投資のパフォーマンスを知る

上記の通り、資産運用の方法は無数にあります。外貨預金、FX、不動産投資、仮想通貨、国債・・・など数えればキリがありません。

しかし、(1)で挙げた本を読んだ方であれば、株式投資が望ましいことが分かるはずです。

以下の書籍は、具体的な株式投資のパフォーマンスを教えてくれ、株式投資への理解や自信をより一層高めてくれる一冊です。

(3)市場平均を上回るパフォーマンスを狙いたい方へ

ここまで挙げた本を読んだ方であれば、まずはインデックスファンドでの長期投資が望ましいと分かるはずです。

しかし、やはり市場平均を上回るパフォーマンスを狙ってみたいという心情も分かります。

そんな方には以下の書籍がお薦めです。

(4)不合理な意思決定を無自覚に行なっていることを知る

私たちは、人間は客観的・合理的で論理的な判断に基づき意思決定を行うと信じています。

誰もが、あえて非客観的・非合理的な判断に基づき、投資をすることはしないでしょう。

しかし、実際には、私たちは非合理的な判断を下すことが多くあり、しかもそれが無自覚のうちに行われているのです。

このような人間の特徴を理解することで、市場平均に勝つヒントを見つけることができ、また、投資での大きな失敗を避けることに繋がるのです。

(5)株式投資で利益が出てきたら読む本

ここまで紹介した本を読んで、投資を実践すれば、順調に利益が出てくることもあるかと思います。

しかし、そんな時にこそ以下の書籍を読んで欲しいと思います。

投資においては、慢心や自惚れは破滅への第一歩です。

5.戦略的な読書を

資産を増やすとなると、どうしても、「資産運用」にばかり注目してしまいます。

書店に行けば、「資産運用」に関する本もたくさんあります。

しかし、皆さんの総資産を増やすのであれば、「資産運用」だけでなく、「収入を増やすこと」や「支出を減らすこと」も重要なポイントになります。

繰り返しになりますが、総資産を増やすための公式は、

総資産」=「収入」ー「支出」+「資産の運用益(= 資産 × 運用利回り)

です。

そのため、「総資産」を増やすためには、

(1)「収入」を増やす
(2)「支出」を減らす
(3)「資産」を上手に運用する

という観点から、戦略的に物事を考え、取り組んでいく必要があります。

この記事で紹介させて頂いた書籍は、このような資産を増やす手段について、戦略的かつ効果的に学ぶことができるものです。

人生における限られた時間において、この記事が少しでも皆さんの資産を増やすことの参考になれば幸いです。

本日も最後まで読んで頂きありがとうございました。

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