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リーダーシップ研修について

イマデヤでは社内研修を行っています。
今回はその中のリーダーシップについての研修をご紹介。

 この研修は、いくつかの書籍を参考にして作成した資料をもとに、リーダーシップについての考え方を共有していただくといった内容です。少しご紹介させて頂きます。

 ここでスタッフに伝えていることの中でもっとも大切なことは、七つの習慣でいうところの「インサイドアウト」の概念です。

 まずは、組織がよくなる・会社がよくなるという変化を推進させるためには、組織を構成する最小単位である「個人」の変化・成長なくして成し得ない、という前提を共有します。※組織図などの外枠をいじっても何も変わらない※

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 それから、具体的な個人の変化・成長について考えます。変化や成長を実現するために必要な能力・開発すべきスキルはスタッフ個々で異なります。その課題が何であるかをスタッフご自身で考えていただきます。弊社のスタッフが挙げてくる課題感の一例として、「コミュニケーションスキル」があります。そうした課題感を持つスタッフには、人に何かを伝える際の言葉について、「誉め言葉と敬意の言葉の違い」、「きっかけ・行動・みかえりの理論」などについて学びます。

 並行してコミュニケーションの大前提である「心理的安全性」とはなにか、なぜ心理的に安全な状態が必要なのか、その状態をつくるべきは誰なのか、などを考えていただきます。

 複数のリーダーシップのスタイルについても概要を学びます。そのうえで、人や状況に応じてスタッフを柔軟に使い分けながら発揮していくのが理想の状態であることを共有します。リーダーシップのスタイルについては主に「サーバント・リーダーシップ」を中心に扱っています。私自身が深く共鳴したスタイルだという理由もありますが、ご葬儀という仕事柄、謙虚さをもって人に奉仕する(させていただく)という思考・行動がとても大切だと考えているからです。

サーバントリーダーシップでは組織のピラミッドをこう考えます。

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 人の言いなりになるのではなく、主体的に相手のニーズを見つける・探す姿勢と、それに応えるためにとる行動を考えることが大切です。

 また、サーバントリーダーシップを発揮するためには(人への影響力を持つためには)どのような行動をしなければならないのか、自問して頂きます。自分の取る行動は、積み重ねることにより心へと影響が伝播します。正しい行動をとり続けることで、人の心はその行動に近づきます。悪いこともしかりです(プラクシス)。

 人に影響を与える基となる「権威」を身につけるためには、面倒でも「汝の隣人を愛せよ」を実践するしかないのだと思います。ここでいう「愛」とは、態度・振る舞いのことです。自分の相手に対する感情はコントロールすることができなくても、相手に敬意を払っている態度をとることを意識して実行することは、努力することで実践できます。(※例:嫌いな相手にも、挨拶はこちらから明るくする、など)

 自分で変えることができるのは自分だけです。自分でコントロールできることに意識を集中して、影響力の輪を広げることを意識すること。そのために、「人を愛する態度」を積み重ねていくことを意識します。(※例えば挨拶の例でいえば、嫌いな相手に敬意をもって挨拶をするという行動が、その相手に伝わらなくても、周囲の人には敬意をもって人に接している姿を見せることができます。)

 もちろん、感情を割り切って行動を実践することは簡単なことではありませんが、これを愚直に実行すること。その積み上げが権威をかたちづくる最短ルートなのだと考えています。そうした理論を共有します。 

 大雑把に紹介させて頂きましたが、そういったマネジメントやリーダーシップについても研修/勉強会を実施しています。主に管理職(総合職)候補のスタッフを中心とした研修ですが、関心のあるスタッフには参加していただくようにしていこうと考えています。人は会社の財産・宝です。しかし、その宝は磨きつづけないとその価値を維持・向上させることはできないと考えています。そのサポートを社をあげてしていこうと考えています。

イマデヤでは、常に一緒に働く仲間を募集しています。ご質問などあればいつでも承っておりますので、お気軽にご連絡ください。


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