見出し画像

子供がいじわるされたら?


自分の子供がいじわるされたらどんな気持ち?
母として。

目の前に愛するわが子。
大切なこの子が、いじわるされたら。

怒り?
悲しみ?
悔しい?

どんな気持ちだろう。


わたしは、娘の口からその日体験した話を聞いて、
ドキッとしました。
ショック。という感じ。
 
当時娘は9歳。
4年生。
学校に行かないとういう選択をし始めた頃。


大好きなお友達に無視されるようになった。

だけど、この一件の頃は毎日学校に行っていて、

😮へ〜  逆に行くんだ。と、思っていました。

それまで、とても仲良しのお友達だったから、
どうして急に無視されたのか疑問で、
毎日毎日話しかけるんだけど、口を聞いてくれなくて。
お手紙を書いてみたり、でも受け取って貰えなくて。

どんな気持ち?と聞くと、

もやもやする。
寂しい。
など。

私だったら、
毎日話しかけて無視されたら、イラッと来ちゃうところ(汗)

これが娘の性質なのです。

そこで、私は
どこにフォーカスするか。

【私の娘が、大好きなお友達に無視されている。】
ということが
【私の人生に起きている。】
ということ。

私が体験していること。
娘が体験していること。
そこに境界線を持ち
親である私がすること。

それからの毎日、
私は私と向き合いました。

行ってらっしゃい!のあとに、
学校から帰ってきた娘に、
今日はどうだったかな?と、
心配の気持ちが湧いていること。

仕事中にも娘のことに気持ちが流れていたり。

そんなふうに湧いてくる自分の気持に向き合いました。

 こうして、
娘からそのことについて話してくるまでは、こちらからは聞かない。
話し始めたら、口を挟まず、ひたすら聴く。
そして「どんな気持ち?」
「今何色の気分?」

 私は私の気持ちに。
娘は娘の気持ちに向き合うようにしました。


私は小さい頃から、嫌なことがあると、
「振り回してくる相手が悪いのか?振り回される私が悪いのか?」と考えていました。

結局そういう犯人探しみたいなことをしてみたり、矛先を外に向けて相手が変わることを願っていても、苦しいのは自分だと気づきました。

とはいえ、
そんな簡単にね、
常に平穏の心で居られるわけもなく。
(何なら元々普通レベルよりもアップダウンの激しい性質だから)
だからこそ、学び多き道のりなんだと思います。

 そんな毎日、
ん〜今日もモヤモヤする。

今日も話さなかったんだな。

そうして、娘は他のお友達とも遊ぶようになり、
その子の話をしなくなっていきました。

そんなことで約2ヶ月。

ある日
「ママー!!今日ね○○ちゃんとね~お話してね、一緒に帰ってきたよ〜」
と、満面の笑みで帰って来ました。

話を聞くと、
○○ちゃんが、また仲良くしたい。って言ってきてくれたそうです。

そんな風に気持ちを伝えてくれたって。
嬉しいね。
○○ちゃんも勇気を出して言ってくれたんだね。


先生から後日連絡をいただきました。
その事があったことを、第三者のお友達が先生に伝えたそうです。

先生「その期間、お母様はいつからご存知でしたか?」
母 「初めて無視された日からです」
先生「どんな風に対応されていらっしゃったんですか?」
と、その経緯をお話しました。

無視され続けている。と、
学校に相談することもできるでしょう。

娘と相手を攻撃してしまう可能性もあったでしょう。

でも、
子育てで一番大切にしたいのは、
子供たちの人生だということ。
私の人生との境界線を持ち、心配を信頼に変える訓練を日々する。
これは無関心なことではなく、放って置くことではありません。
大切なものを一時の感情で壊してしまわないように。
ただ大切なものを大切に。
娘の、息子の大切なものを、私が子どもたちを大切にするように大切に扱います。

自分の感情を感じれるように。
怒りの二次感情の裏に眼を向ける勇気を持って、
意地を張る事ほど無駄な時間はないと、
人生の半分くらい意地で生きてきた母はそう思うのです。😅

と、経験なくしては、成長はなく、
子どもたちに起こる問題を私たち親は、
手を出さずに、
目と心を離さずに見守るんです。

しっかりと、目をそらさずに視ます。

そこで湧いてくる感情は、私のものです。
子供のせいでも、ましてや他人のせいでもありません。

「鏡の法則」
何百回と繰り返し読む、私のバイブル。

現実という見える世界と、
心の見えない世界の繋がりを体感して。
そこに絶大な信頼を持って
日々を過ごします。













この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?