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『氷菓』

今回は、以前から楽しみにしていた米澤穂信さんの『氷菓』を読みました。

『氷菓』は米澤穂信さんのデビュー作にして、第5回角川学園小説大賞(ヤングミステリー&ホラー部門)奨励賞を受賞した作品です。


あらすじ

物語は、緑豊かな地方都市神山市にある「神山高校」が舞台となります。
姉から命令で廃部寸前の古典部に入部することになった「折木奉太郎」は学園内に潜む謎を、古典部員の「千反田える」「福部里志」、友人の「伊原摩耶花」と一緒に解き明かしていきます。
ある日、同じ古典部員の千反田えるから、自身の叔父について解き明かしてほしいことがあると相談をうけます。調べるうちに、解明の鍵となるのは古典部が過去に作成した文集『氷菓』であることに気づき……。


感想

この作品はアニメ化や映画化もされているので、ご存じの方も多いと思います。
私は映画もアニメも見たことがなかったので、今回が初見でしたが、”言葉遊び要素”があるので初めてが本でよかったな~と思いました。
言葉遊びの一つとして、慣用句も作中によく出てきます。私はいくつかわからないものがあったので、携帯片手に意味を調べながら読んでました。ミステリーの内容自体は複雑な内容でなく、ページ数も215ページくらいと少な目ですが、言葉遊びとかが苦手な人にはちょっと負荷があるかもしれません。
個人的に、西尾維新さんの作風が好きな方にははまる作品だと思います!言葉遊びの感じとか使う言葉が西尾維新さんの作品に雰囲気が近いと思いました。
ちなみに、この作品シリーズ化されおり、現在で第五弾まで発行されているそうです。また読みたいと思います。



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