Ichiju Muto

コーヒー焙煎人 【神音 -kanonkaffee- 】【神音stay】

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コーヒー焙煎人 【神音 -kanonkaffee- 】【神音stay】

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神音(かのん)。神の音を聴く場所。

はじめまして。 私は石川県、能登半島のいちばんくびれたウェストのヘソあたり[羽咋市(はくいし)神子原(みこはら)地区]の古民家で自家焙煎珈琲店を営む、武藤一樹(むとういちじゅ)と申します。移住者と言われますが無自覚です。 音楽、食事、映画、サウナ、自然の中に1人でいる事が好きです。コーヒーはまあまあ好きです。 話すと(かなり)長くなるタイプで、しかも熱量が高いまま続くので、多くの人は『いやぁ、、素晴らしいお話に聞き入ってしまいました。』と優しいコメントを下さいますが、実

    • 強迫観念

      成人し、社会的な責任がどんどんリアルになって行った30年近く前から『退路がない』状態が当たり前だった。 「後悔してる暇はない」「悩んでる暇はない」「保留は出来ない」 多分、父親の精神構造をそのまま受け継いだらしい。。 ある種の『強迫観念』だろうが、辛いと思うことはあまり無い。(体力は別) “ほどほどのストレス環境がいちばん健康的” と聞いたことがあるが、ほんとソレだと。 暇で思い悩んだり、他人と比べてみたり、踏みつけて来たものに胸を痛めている、、そんな時間があるなら

      • 【あと7日。をアピール】

        クラウドファンディングは2度目である。 1度目は5年前の酒造り。 ローカル誌の記者さんが、本当に公私混同バッチこい!でガンガン記事にしてくださり、ミラクルエンジェル投資もあり230%でゴール。 今回は淡々と、ゆっくりだが確実なペースだ。 だがもしかしたら届かないかもしれない。。 自己発信はしているが、GWという経済解放期間にスタートせざるを得なかったバッドタイミングもある。 内容説明がシンプルではなく、サウナ後進国石川県での引力不足。はたまた、「アイツ、調子乗ってんじゃな

        • 自分がいない世界

          100年後を思い描く人はどれだけいるだろうか。 少なくとも、老後と、せいぜい遺産相続(エンディングノート)まで考えれば御の字の、自分の人生サイズの時間しか考えず死んでいく人が大半ではないだろうか。 そりゃ煩悩は消えず、遺恨を残し、家族は解体するよなぁ。。 なんでわからないのだろう。 というかもしかして世界は“自分が居ない世界”を隠そうとしているのだろうか? グラフティーアーティストをはじめ、作品を世に問うアーティストたちは、少なくとも“自分が居ない場所”の事を考えて、

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        神音(かのん)。神の音を聴く場所。

          石を探しに故郷へ

          増改築工事自体は丁度中間地点。 概要が見えてき始め、毎日のように細部を決定していく“詰めの連続”です。 実は今も故郷の岐阜に「石」を買い付けに来ています。 私の幼少期は渓流釣りと渓流の保全活動に熱心であった父に連れられて頻繁に木曽三川(長良川、木曽川、揖斐川)の絶景の河原に放置され『自然育児(このご時世ならネグレクトと騒がれそうですが、、)』が日常でした。 河原の石たちと、その間を縫う山の冷水。 轟轟と通奏低音のように響く水音と、木々の葉ずれの音、生き物たちの気配、、

          石を探しに故郷へ

          身体性と没入感の相関を忘れてはいけない。

          昨今のゲーム環境は驚くほど進化、細分化しており、通信や処理能力の強化も相まって、まるで『その世界に入る』ごとき《メタバース》が拡大していっており、と同時にソシャゲコミュニティとも言える《デジタル関係人口》の増大も顕著。そして《GPT》等のAIの爆発的な普及。。 技術的特異点(シンギュラリティ)に肉薄していくにつれて必ず浮き彫りになると自分が思うのは、 身体性の再認識 どれだけ技術的な進化加速が起こっても、所詮生物である私たちの身体が加速するわけではない(医療ももちろん進

          身体性と没入感の相関を忘れてはいけない。

          旗を掲げる。

          この土地が持つ引力はわかりやすい。 だが“額に入れた絵”じゃ誰もが前を通り過ぎるだけだ。 それは自然豊かな東北や九州、全てが揃う東京や大阪、名勝が知れ渡る土地、、  いわゆる『観光地』が成り立つのは、受け皿と人流を掴んだ場所だからであり、“良い場所”だから豊かになるわけではない。 反面、観光地として知れ渡った土地が、そのアドバンテージにあぐらをかき、アップデートもブラッシュアップも掘り下げも発信もせずに衰退していくのはよくある話だ。 人が引き寄せられるのは力がある土地で

          旗を掲げる。

          クラウドファンディングのメリットとデメリット

          デメリット→急激なやり取りの増加に神経がすり減る。お金に関わる話だから必要以上に警戒される。 メリット→自分のアイデアや行動に対する他人の印象が浮き彫りになる。「ほら、私と武藤さんの関係はそんなんじゃないから。。」と、支援をしない言い訳をしてくれるのは、逆説的に「私と武藤さんの距離感」がはっきりして良い。自分は事業主で商人だから、商品に興味がない人にねちっこくビジネスを持ち掛けるほど暇では無い。逆に商品に興味がある人には次のビジョンや提供できるサービスについて踏み込んでいける

          クラウドファンディングのメリットとデメリット

          再生の焔

          農村部に住んでいると“火”は身近である。 消防の観点からは「危険行為!今直ぐやめてください」になるのだが、野焼きや薪ボイラー、囲炉裏に薪ストーブ、神社の行事、、 火が燃えているのが嫌いな人は少ないと思う。 だがそれはとても危険で、場合により命を奪うこともある。 “畏れ” と同時に、焼かれて灰(炭化、炭素に戻る)になることは“再生”の象徴でもあるからだ。 神の技を人が擬似体験できる。 それが『火を放つ』こと。 木はその年輪が語るように重ねた年月の気候をレコードのように

          再生の焔

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          価値とは

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