球児が涙する理由?結果以上に激戦の熱闘甲子園#181
今年も8月6日(日)から高校野球の全国大会第一戦が甲子園で行われ、8月23日(水)に決勝戦が行われます。
私の地元長崎県代表の創成館は、惜しくも沖縄県代表の沖縄尚学に敗れ大会を終えました。
母校でなくても、地元の代表を応援したくなる気持ちは誰もが共通する想いではないでしょうか。
各都道府県のトーナメントを勝ち上がってきた代表校同士の勝負だからこそ、ベスト8をかけた戦い以降は特に力が拮抗した試合がたくさんあったと思います。
今回は、甲子園を観ていて感じたことを書きたいと思います。
大会を終えて、涙が出る理由は?
野球に限らず、最後まで負けない学校はたったの1校のみです。
なので、多くの学校が負けるのが大会です。
悔しさ、プレーすることが終わったことに対して、涙する人が多いように思います。
私も大学で軟式野球をやっていて、
最後の試合が終わった時大きく大きく泣いたのを覚えています。
理由は、思いっきりプレーするのは大学で最後と決めていたのが終わりを迎えたことと、一緒にやってきた仲間と一緒に野球をやるのがこれで終わりになったことに対して涙しました。
なので、「これが最後!」と自分でわかっていて、いざ最後になった瞬間に自然と涙するのではないでしょうか。
取り組んできた時間と、どれだけ夢中になっていたのかも影響すると思います。
だからこそ、涙している自分をみて、
どれだけ想いでやってきたのがを知ることができるのだと大人になってからわかるようになりました。
目標をどこに置いているか!?
敗戦し、試合を終えた後に泣かない選手もいます。
1・2年生であれば、次の大会に気持ちを切り替えて、引退まで時間があります。
3年生で高校での野球は引退だったとしても、大学や社会人、もしくはプロ野球にすすむなど、これからもプロを目指して野球を続けることを決めている人は泣かない人が多いように思います。
なので、今後も選手としてまだプレイを続けるかどうか、が悔し涙を除いて一つ違いが生まれるところではないでしょうか。
日本では野球はプロスポーツとして成り立っています。
そのため、プロスポーツとして成り立っていないスポーツと比べ、比較的続けやすい環境が日本にはあると思います。
ですが、高校を最後に選手として野球を終える学生はたくさんいて、
プロを目指して大学・社会人・独立リーグで続ける人もさらに少数です。
野球や年齢に関わらず、
目標をどこに置いて、いつまでに結果をつくるのか!?
を決めていることが大事なのではないでしょうか。
まとめ
夏休み期間ということもあり、バックネット裏に小学生くらいの野球少年が観戦に来ているのが映っていました。
「プロ野球選手になる!」というよりも、
「甲子園に出るっ!」という目標を持っている野球少年の方が多いのではないでしょうか。
目の前にいる、あと5・6年先の自分のをイメージし、期待するのではないでしょうか。
今大会も全国大会にふさわしく、最高の甲子園でしたっ!!!
枡田泰明
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