【映画】「耳をすませば」中学生から大人になった頃を思い出しながら観るのをおすすめしたい作品#147
こんにちは。
10月14(金)に、私が好きなスタジオジブリ作品の1つ
「耳をすませば」の実写映画が公開されました!!
私は小学生の時にアニメーション映画「耳をすませば」を初めて観ました。
当時なぜ何度も繰り返し観てしまうのかはよくわかっていなかったのですが、挿入歌の「カントリーロード」を地球屋で聖司くんとおじいさんとその音楽仲間と一緒に雫が歌っているシーンがとても好きです。
高校生になって観てみると「中学生がプロポーズしている!」のに驚いたり
中学生で「ヴァイオリン職人になる!」という目標があって、目標に向かっている姿が羨ましく思っていました。
今回の実写映画は中学3年生だった2人の10年後を描いた作品と知り、公開前からとても楽しみにしていた作品です。
今回は実写映画「耳をすませば」の見どころについて書きます。
1.中学生時代と10年後の両方を実写化
10年後のオリジナルストーリーだけでなく、中学生時代も登場します。
そのためスタジオジブリ作品を観ていない人でも楽しめて、観たことがある人は懐かしさも感じられる作品だと思います。
オリジナルストーリーを描いている為か、ところどころセリフの違いや一部設定が違うところもありますが十分に楽しめます。
スタジオジブリでは「カントリーロード」がテーマ曲でしたが、実写映画では「翼をください」を女優の杏さんが歌っています。
エンドロールで聴くことができ、河川敷のシーンともぴったりでした。
スタジオジブリ作品が出た直後に実写化していたら、聖司役を演じるのはプレッシャーになったのではないでしょうか笑
2.憧れの「聖司くん」を演じている松坂桃李さん
10年後の天沢聖司くんを演じているのは、松坂桃李さんです。
今回の作品では中学生の頃からの「チェロリストになる!」という夢を、イタリアで叶えているところから登場します。
私の中の「かっこいい聖司くん!」を演じる松坂桃李さんがピッタリでした!!
ストイックで、夢に真っ直ぐな姿や、チェロを演奏する姿
月島雫を演じる清野菜名さんに笑いかける姿がどれをとってもかっこいい!!
3.心情の変化をおもいっきり表現されている月島雫役の清野菜名さん
主人公の月島雫役を演じているのは清野菜名さんです。
清野菜名さんの表情から心情がとても伝わってきて、表情から物語がすすんでいくのが伝わってきました。
冒頭とラストシーンで大きな変化があったのも伝わってきますし、ラストシーンでの優しい顔に惚れます!!笑
自分の夢や仕事がうまくいっていないところや
聖司くんが夢を叶えていることへの焦り
自分の夢と聖司くんを信じ続けていくことへの不安
など、10年後の月島雫から、自分に置き換えて共感できるところが多かったです。
まとめ
観終わった後に一番感じたことは、この10年後のストーリーを作品にしようと思った方は、とても「耳をすませば」が好きなんだろうなと思いました。
制作者だけでなく「耳をすませば」が好きな人はたくさんいて
それぞれがイメージする10年後があって、それを大切にしたいという想いもあり、一部設定が変わっていたのかもしれません。
作中やエンドロールでも流れた「翼をください」が
しばらくはマイブームになりそうです。
■作品情報
枡田泰明
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