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映画をみての気づきを書きます
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#映画感想文

映画「藁の楯」大沢たかおさんと藤原竜也さんが魅せる映画作品#209

今回は、映画「藁の楯」について書きます。 2013年4月に公開された作品で、ネット配信もされている作品です。 木内一裕さんの小説が原作です。 何度かネット配信で観ている作品でもあります。 観ようと思ったきっかけは、藤原竜也さんと大沢たかおさんが出ているのが大きいです。 藤原竜也さんは顔の表情や声が好きで、 大沢たかおさんはドラマ「JIN-仁-」を観てから好きになった俳優さんです。 あらすじ殺人犯清丸国秀(藤原竜也)、SP銘苅一基(大沢たかお)が演じています。

映画「四月になれば彼女は」から、人間関係で大事にしたいこと#202

先日、3月22日(金)から公開となった 映画「四月になれば彼女は」を観てきました。 公開前から楽しみにしていた映画の1つです。 私は、原作を読まずに映画を観に行きました。 映画を観終わった後に、原作のレビューなどをみると、設定に違いはあるようです。 設定に違いはあれど、この作品で伝えたいメッセージは同じようなので、原作を知っている方も、映画で表現しているメッセージを受け取ることに焦点をあてて観るのをおすすめしたいと思います。 ※一部、映画の内容を含んで書きます※

【映画】「ハンガー・ゲーム0」独裁者が生まれるまでの物語#196

今回は、昨年12月から公開されている「ハンガー・ゲーム0」について書きたいと思います。 ハンガー・ゲーム映画作品の1作目の舞台から遡り、独裁者コリオレーナス・スノーの若き頃を描いた作品です。 前作までを観た上で、「ハンガー・ゲーム0」を観ることをおすすめします。 見どころ1:主演トム・ブライスの演じるコリオレーナス・スノー本作品の主役は、前作までの「ハンガー・ゲーム」で独裁者として登場していたコリオレーナス・スノーの青年時代です。 父の死後、貧しい名家で育ち、家族のた

キアヌ・リーブス主演「ジョン・ウィック」〜妻を愛した夫の物語〜#187

今回は、先日9月22日(金)に公開された 「ジョン・ウィック:コンセクエンス」を観てきた感想について書きます。 シリーズ第4作目であり、シリーズ最終作!!! (のはず・・・) 妻と愛する犬を失った元殺し屋が、復讐と自由を手にいれるストーリー。 最終話に相応しいクライマックスを、ぜひ映画館で体感してください! ※ネタバレ含みます。 事前の予告映像だけでは受け取りきれない面白さでした。 見どころ1:殺し屋の友情今作でジョン・ウィック(キアヌ・リーブス)の旧友として、

「キングダム 運命の炎」紫夏、万極ら新キャストを中心に観る第3作目!李牧・龐煖も遂に登場#178

先日、7月28日(金)に公開された シリーズ第3作目「キングダム 運命の炎」を観てきました!!! 馬陽の戦いが今回の作品の舞台となるお話。 嬴政(吉沢亮)、王騎(大沢たかお)の過去が明らかになった作品となっていました。 原作を知っていて、馬陽の戦いがどういう決着となるのかわかっていても、とても気になる第3作目になっているのではないでしょうか。 ぜひ劇場で観るのをおすすめします。 ※一部ネタバレを含みます。 次回作まで、王騎を中心に映画キングダムはまわる!趙国が秦

トム・クルーズ主演「ミッション:インポッシブル」緊迫感たっぷりの最新作#177

7月21日に、トム・クルーズ主演の人気作品の最新作! 「ミッション:インポッシブル デッドレコニング PART ONE」が公開されました! 公開前からとても楽しみにしていた作品でしたので、 公開初日から(IMAXレザー字幕)観に行ってきました。 最新作は2部構成となっており、今回は第1部となります。 一部ネタバレも含みながら、感想を書きたいと思います。 第1部を観た限りではありますが、前作までを観ていなくても楽しめる作品だと思います。 ですが!!! 前作までに

【映画】原作の感動が詰まりに詰まった作品「THE FIRST SLAM DUNK」#154

こんにちは。 前回、公開前に「THE FIRST SLAM DUNK」について書きましたが、先日観てきました!!! 感動!!! 最高でしたっ!!! 原作は主人公の桜木花道を中心に描かれていましたが、 今回の映画作品は別のキャラクターが主役として描かれています! それだけでなく、湘北高校メンバーの過去も1人1人色濃く描かれていて原作を読んでいる人、アニメを観た人はより楽しめる作品だと思います。 しかも、アニメでは描かれなかった山王戦が描かれています。 ネタバレありで今

【映画】ベルリン映画祭でも絶賛!素敵な愛のかたちを知る作品「小さき麦の花」#165

こんにちは。 今回は、先日観てきた中国映画作品の「小さき麦の花」について書きたいと思います。 都内では、恵比寿と有楽町の映画館で観ることができるようです。 知人からおすすめいただいた作品だったのですが、おすすめしていただかなければ見逃してしまってたかと思うほど、普段観るジャンルとは別でした。 中国の農夫とその生活が描かれており、「普段の生活から離れて、情報過多な日常から離れた生活を送るとしたら」自分自身は何を思い生きていくのかを考えさせる作品でもありました。 ※ネタバ

【映画】「小説」の良さも印象に残る作品「月の満ち欠け」#158

こんばんは。 今回は佐藤正午さん原作、映画「月の満ち欠け」を観た感想について書きます。 先日会った友人からおすすめしてもらったのをきっかけに観てきました。 出版業に携わっている友人なのですが、おすすめポイントとして、小説の帯に書かれた伊坂幸太郎さんの内容がとても印象的でした。 帯の内容を何も見ずに言っていた友人の「好き」という気持ちも強く受け取ったので、公開終了間際の映画からまずは観てみることにしました。 小説の良さを感じた作品小説が原作となり、映画化された作品はたくさ

【映画】感動に涙したい時におすすめしたい「そして、バトンは渡された」#155

こんにちは。 今回は、友人におすすめしてもらった 映画「そして、バトンは渡された」について書きたいと思います。 「感動して、涙流すような映画を観たいっ!」 という私に友人がおすすめしてくれた作品なのですが、 しっかり涙流しました!笑 「笑う」のと同じように「泣く」というのが私のリフレッシュ法の1つなのですが、1つの作品で何度も観てしまうと泣くのが弱まってくるので、いつも新しいものを探しています。 「そして、バトンは渡された」の感想について書きたいと思います。 主演は

【映画】湊かなえ原作「母性」:親と子供、両方の視点から「愛情」について考える作品#152

こんにちは。 先日、noteの募集からたまたま試写会のページをみつけて、湊かなえさん原作の映画「母性」を観てきました。 今日11月23日から一般公開になります。 試写会の参加者の9割が女性で、ご家族がある方や20歳前後の永野芽郁さんファンのような方も参加されていました。 私は原作を見ずに予告編を観たのをきっかけに興味を持ち参加しました。 タイトルとポスター写真からわかるように「母と子」の関係が描かれている作品という前情報だけでも、とても見応えのある作品でした。 映画「母

【映画】新海誠監督映画「すずめの戸締まり」:ダイジンと草太から作品メッセージを考える#151

こんにちは。 先日、新海誠監督作品映画「すずめの戸締まり」を観てきました!! 新海誠監督作品は初の鑑賞になりました。 ※ヘッダー画像は、ムビチケ予約特典でした※ 私の事前情報としては、予告動画を観て「主人公が日本各地を巡る」、 主題歌「すずめ」を歌う十明さんの声とグラフィックが気になった という程度です。 この作品では、2011年3月11日に起きた東日本大震災が出てきます。 ご自身やご家族で被害にあられた方は、心の準備が必要なのかも知れません。 鈴芽(主人公)がたまた

【映画】「耳をすませば」中学生から大人になった頃を思い出しながら観るのをおすすめしたい作品#147

こんにちは。 10月14(金)に、私が好きなスタジオジブリ作品の1つ 「耳をすませば」の実写映画が公開されました!! 私は小学生の時にアニメーション映画「耳をすませば」を初めて観ました。 当時なぜ何度も繰り返し観てしまうのかはよくわかっていなかったのですが、挿入歌の「カントリーロード」を地球屋で聖司くんとおじいさんとその音楽仲間と一緒に雫が歌っているシーンがとても好きです。 高校生になって観てみると「中学生がプロポーズしている!」のに驚いたり 中学生で「ヴァイオリン職人

【映画】「アキラとあきら」信念を貫くことで得られるものに涙する作品#144

おはようございます。 9月に入り、気温が下がってきて過ごしやすい気温になってきました。 上着を羽織って、体温調節するくらいでちょうど良さそうです。 今回は8月26日に公開になった映画「アキラとあきら」について書きます。 池井戸潤さん原作で、ドラマにもなった作品です。 公式HPであらすじを確認した程度で、原作もドラマも見ずに私は観ました。 おもしろいっ!! 登場人物の心情に自分を重ねながら観て、感じたことを書きます。 あらすじ まずは、あらすじ アキラ役:竹内涼