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メルカリで売れる人と売れない人の違い

メルカリで売れすぎて困った話を友人にしたらひどく驚かれた。
なんと、友人は全く商品が売れなくて困っていた。

話を聞いてみると、
自分が「普通これはするでしょ」
と思っていたことを、

商品が売れない友人は全くしておらず、

逆に
「これは絶対やっちゃだめでしょ」
と思っていたことを全部やっていた。


もしかしたら、
その売れない友人と同じように

やるべきことをやらず、
やっちゃだめなことをやっていて
売れない状態の人がいるかもしれない
ので、

友人にしたアドバイスを
まとめてみることにした。

※あくまで素人でフリマアプリを使う場合の話であることはご注意いただきたい。


基本姿勢:この人から買いたいと思われる人になる


購入者ならば、
・できれば新品か、中古なら大切に使われていた美品がいい
・誠実に対応してくれる出品者から買いたい
・ていねいに梱包されて送られてきてほしい

と思うのが普通だろう。

だったら、自分がそんな出品者になればいい。


ただオンライン上だと
人柄が見えにくいから、

それが伝わるような
工夫を少ししてあげればいい。

それだけ。


それは、
ちょっとした気遣いが
できるかどうかの違いだと思う。


それだけなのだが、
メルカリで売れない友人は
それを全くやっていなかった。


レベル1:プロフィールをしっかり書いて誠実さを出す

自分ならどんな人から商品を買いたいか?を考え、そう見えるロフィールを書く。

メルカリでは、基本的に

自分の人柄を伝えられる場所は
「プロフィール欄」と
「出品ページの本文」しかない。

※コメントとメッセージは
 特定の一人にしか伝わらないので割愛。


ウソはダメだが、
実際に自分自身がモノを大切に扱い、
誠実に対応できる人ならば、

それが伝わるように
プロフィールを書いたほうがいい。


もし評価数が同程度の2人が、
同じ商品を同じ金額で
出品していたとしたら、

どっちの人から買いたくなるだろうか?

■Aさんプロフィール
断捨離中。
コメントなし即購入OK。
値下げ不可。NC、NR。

■Bさんプロフィール
はじめまして、〇〇です。
アパレルショップで仕事しており、
趣味でつい買い過ぎてしまう
洋服とアクセサリーを主に出品しています。

基本コメントなし即購入OKです。
値引き交渉はご遠慮ください。
出品している物は、全て自宅保管です。
タバコは吸いません。ペットも飼っていません。

気持ちの良い取引を心掛けてますので、
どうぞ宜しくお願い致します。


自分は細かい部分を気にするタイプなので、
しっかりプロフィールが書かれている人から買いたい。


特に、最低限
・タバコを吸うか?
・ペットを買っているか?
は絶対に書いておいて欲しい。


伝わりやすい
メルカリプロフィールの書き方やコツを
まとめてくれているサイトは
たくさんあるので、

そういうのを検索して
参考にしてみるのがいいと思う。


ちなみに、
メルカリで売れない友人のプロフィールは

「え?家のゴミを出品してるの?」
と思わされる謎の1行だけであった。


「むしろこの人からは買いたくない」

と自分なら思うよと伝えたら、

え?他の人のプロフィールなんて見ないと言われた。

気にしない人は気にしないのかもしれない。。


レベル2:比較されることを前提とした金額設定をする

賢い消費者なら普通、値段を比較する。

「検索して、調べて、比較する」という
購入者の手間を省いてあげるための、
ちょっとしたひと手間を

本文の中に入れられているかが、
ていねいさの現れにつながると思う。


■出品前に相場と需要と供給状況を踏まえて金額設定する

まずメルカリ上で、
売りたい商品を検索して現状を調べる。

その商品の金額が妥当かどうかは
購入者として気になるところ。

自分が購入者だったら
どういう行動を取るか?
を考えてみるとシンプル。

普通、商品名を入れて検索すると思う。


なので出品する商品が市販品なら、

メルカリ内で検索して

・現在いくら位で販売されていて(現在相場)

・販売済みの商品は
 いくらの金額が多いか(売れる価格帯)

・大体何件くらい
 販売済みになっているか(需要)

・同じ商品の出品が
 現在他に何件あるか(現在の供給状況)


は、最低限確認してから、
出品金額設定をしたほうがいい。


できるなら
Amazonでの販売金額も考慮すると、
より一般的な相場にあった
値段設定ができると思う。


ちなみに、
メルカリで売れない友人は
自分の売りたい商品の状況を一切調べず、

私的にはこれくらいで
売れたら嬉しい金額で設定をしていた。


「それは、なかなか売れないよ…」


最低限の下調べをしていれば、
出品して一定期間経っても売れない場合の理由が、

値段の問題なのか、
需要が少ないのが
原因なのかが分かるので、

対策の打ち方を柔軟に変えられる。


値段の問題なら
値下げすればいいし、

需要の問題なら、
何かとセット販売にしたり、
出品カテゴリーを
人気カテゴリーに変更したりすればいい。


■商品の定価(もしくはメーカー小売価格)を書く

その商品はお買い得なのか、
ボッタクリなのかは定価と比較すればわかる。

これもほんのひと手間なのだが、
自分が購入者なら
この情報があるとありがたい。


メルカリには
転売屋と呼ばれる人たちがいるので、

100円均一の商品が
数千円で出品されていたり、
ボッタクリ価格のモノも結構ある。


市販品なら、
メーカーサイト等に
定価かメーカー小売希望価格が書いてあるので
それを記載してあげると、

どれくらい安く販売してくれているのかの
お得感が伝わりやすいし、
ボッタクリ価格でないという証明にもなる。


■値引き覚悟分をちびっと乗せておく

格安価格で出品していて、
プロフィールに

「値引き交渉お断り」と書いても、
値引き交渉してくる人は結構いる。

「少しお値引きしてもらえませんか?」

みたいな金額を言ってこない弱気なお願い。

ガチで無茶な金額を
要求してくる人は論外として、

ダメと言われているのに、
敢えて交渉するのは何故なのかを考えると、

・プロフィールを読んでないか
・普段の買い物でも値切る癖があるか
・ダメもと覚悟で当たって砕けろで交渉してきているか
の3パターンくらいだと思う。


どのパターンにせよ、
値切る人は
『お得感を得たい』という心理が
強く働いている
と推測できる。


こういう値段を言わずに
値引きをお願いしてくるタイプの人は、

50円でも100円でも、
ほんの少しでも安くなると
嬉しいと感じてくれることが多い。

欲しいのは
「お得に買い物できた!ラッキー!」
という感情だから。


なので、
事前に値切られてもいい金額を考えて、

出品物の価格帯にもよるが、
相場的にも平気なら100円くらいでもいいので
値引き予定分を乗せておくと、

自分自身も心穏やかに対応できるし、
購入者も値引きしてもらえて
ハッピーになりやすい。



レベル3:本文にオマケ情報を記載する

これ以降はかなりオマケ的な要素になるので
別になくても構わない部分だとは思う。

だが追加の気遣いというか、
ひと手間を加えてあげると
購入者に利便性と安心を提供できる
のではないか
と思って自分は全商品できる限りやっていた。

■商品スペックを転記する

どうせメーカーサイトを調べるだろうから
先に調べておいてあげるというパターンもあるが、

間違って購入されて
返品を避けるために書いたパターン
もある。


例)詰め替え用品(ボールペンの替芯など)
このタイプには使えるけど、
こっちには使えないなどがあるので
先に調べて書いておくとやさしい。
お互いに助かる。


■出品理由を書く

まずは転売ではないアピール。

それと
「諸事情で使えないだけで
もったいないので貰い手を探してます」

の雰囲気を出すと
優しい人が引き取ってくれる感じがする。


例文:
「いただきものなのですが、
 自宅は賃貸で使えないので
 代わりに使っていただける方に
 お譲りしたいです。」


■割引条件を書く(同時購入で送料分割引など)

同時購入で同梱発送OKなら
値引きすると記載しておいたり、

配送方法を普通郵便でもいいなら
100円値引きしますなどと書いておくと
値引き交渉対策にもなる。


■メッセージカードを同梱する

これは売れたあとの話なので、
売れる売れないに直結しないかもしれないが、

「ご購入ありがとうございます」の一言は、
気持ちのいい取引と
ハッピーな好循環に役立つと思う。

あとリピートにつながる可能性もあると思う。


普通、メッセージカードを受け取ったときの感情は、
(1)あってもなくてもどっちでもいい
(2)あると嬉しい
(3)ないとイヤ(ちょっと雑じゃない?と微妙な気分になる)
(4)あるとイヤ

の4択だと思うが、

大多数が1から3で、
最後の「あるとイヤ」と感じる人は
相当少ないと思う。

ちなみに自分は3番タイプ。

要するに、
入れておいて困ることはないので
毎回手書きのメッセージカードを入れている。

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そして、こんなところで
意外にもnote開始当初に
ちょっとやってみた
モダンカリグラフィーが役に立ってびっくりした。

Thank youを書く練習、たくさんしておいてよかった。



(超おまけ)レベル0:アカウント登録前の事前準備編

本来は記事の最初にあるべき項目だが、
すでにアカウントを持っている人が
多そうなので最後に回した。

もしこれから新規登録するなら
参考になるかもしれない。

■すぐにアカウント登録しない

いきなりアカウント登録すると損することもあるので、事前準備をしてから登録する

どんなサービスでも大体そうだが、
新規登録したら
「すぐに使ってもらう」
「もう一度使いたい」と思わせるための

「小さな嬉しい体験」が設計されている
のは常套手段だと思う。

よくあるのは
「登録してから制限時間付きのキャンペーン」。

メルカリの場合は、
新規登録から
24時間以内に出品すると1000円分のポイントがもらえる。

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何も考えずに
とりあえず登録だけしてしまうと、

24時間の期間限定キャンペーンは
おいしくいただけないことになる。


なので、
まずはいきなりアカウント登録せず、
事前準備をしてから登録したほうが、
キャンペーンなどお得なものをうまく活用できる。


紹介コードを入れて
アカウント登録するとポイントがもらえるのも、
そのひとつだが、
何も考えずに登録してしまうと、
こういう紹介ポイントすらもらえず
損した気分になってしまうので注意。

きっと周りにメルカリやっている人がいると思うので、
その方に紹介コード教えてと
一言伝えるとお互いハッピーになれると思う。


■事前に下調べする

なにか新しいサービスやアプリを使うときは、
下調べしてコツやノウハウ、レビューを見てからアカウント登録する

自分がアカウント登録する前にしたことは、
「メルカリ 売る コツ」とGoogleで検索しただけ。

色々なコツやノウハウ、
キャンペーン情報をまとめてくれているサイトが
たくさん見つかるので参考にさせてもらう。

それで準備をしてから、
はじめてアカウント登録をすると、

24時間キャンペーンでも
余裕でクリアしてお得度MAXでスタートできる。

ちなみに、
売れない友人は当然こういうことを全くしていなかった。


まとめ

自分がやったことは本当にシンプル。

●誠実さと、ていねいさが伝わるプロフィールを書き
●ちょっとした気遣いとひと手間を本文に入れて
 この人から買いたいと思われる人になる。

ただこれだけなのだが、
地味に手間がかかるのは事実。


でもそのひと手間を、
購入者の代わりに出品者がしてあげることで、

うまく売れて気持ちいい取引が
できたのかもしれないと思っている。

あくまでも個人の好き好きだけど、
自分はちょっとした
ひと手間や気遣いをしてくれる相手とだと、
とても気持ちよく取引できるので
今後も続けていこうと思っている。


そして、メルカリで売れない友人は、
ちょっとしたひと手間を
一切していなかったから、
出品してもなかなか
売れなかったのではないかと思う。


もちろんメルカリは
ユーザー数が非常に多いので、
こんな面倒なことをしなくても
バシバシ売れている人も
たくさんいるのは事実。


なので、
あくまでメルカリ初心者がやってみたこと程度に
参考にしてもらえたら幸いです。


▼風の時代にワクワク楽しく自分を知るマガジン(随時更新中!)

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