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色塗りの効率を爆速に上げてくれる3つの技

前回の失敗を振り返る

塗り絵のチュートリアル動画では所要時間が25分にもかかわらず、なぜ2時間もかかってしまったのかを振り返ってみると、MediBang Paintの操作がわからないで色々探していた時間より、塗り残しとはみ出し部分の後処理に時間がかかっていたなと気づく。

バケツツールで色をベタ塗りしようとしても、想定外の領域まではみ出ていってしまったものを消したり、逆に塗りつぶせても、線との境界線のところに微妙に1ピクセルくらいのレベルで塗り残しの白い部分があって、そういうところを全部ズームしながらちまちま塗っていた。これがかなりの時間かかったのだが、本来こんなことしないよなぁと思ってたら、やはり解決策はMediBang Paintの使い方講座サイトにしっかりとあった。

「隙間閉じ」と「拡張」

ベタ塗りの効率を爆速に上げてくれる技、それが「隙間閉じ」と「拡張」。


はじめから知っていれば…、と思うけど、失敗をした後だからこそ、その重要性と良さに気づき、しっかり身につくんだよなって思いつつ、上のサイトを見て理解。

そしてリベンジとして、もう一度塗り絵にチャレンジしてみることにした。


塗り絵リベンジ

今回は簡単な塗り絵をしようと思って、こちらのサイトからドラえもんの塗り絵をダウンロードしてみた。

ただ、MediBang PaintはPDFをインポートはできないらしいので、適当な大きさのpngに変換してインポートする。今回使った絵はこれ。

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基本的に塗り絵用の絵なので、しっかり隙間なく描かれているため、一瞬でベタ塗りができる。それでも微妙に拡張と隙間閉じを使って塗っていく。ドラえもんの公式サイトのイラストなどを参考にしつつ、色をピックアップするのに少し時間を取られたけど、それ以外はサクサクと簡単に進む。案外これくらいの簡単にサクサク進められることが、何かを続けるコツなのかもしれないなと思いつつ、どんどん塗り進める。
そして、できあがったのがこちら。ここまで所要時間、約20分。

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やっぱり下絵さえしっかりしていれば、それっぽく見えるんだなと痛感。
テレビ版のドラえもんはベタ塗りだけど、せっかくのリベンジなので影も少しつけてみることにする。


ラクにはみ出さずに塗る方法

前回の塗り絵同様に、水彩で影をつけようと思ったら、めっちゃはみ出る!!!
なんだコレ!?っと焦って、急いではみ出さずに塗る方法を調べる。やっぱりMediBang Paint公式サイトの使い方講座に書いてある。最高だ。

いくつか方法はあるものの、下塗りレイヤーと影レイヤーを分けて塗るパターンなので、今回はクリッピングの方を採用。実際やってみるとはみ出さずにサクサク塗れるから気持ちいい。ただ影の付け方自体はやはり画力の問題があるので、ちょいとまだ適当感満載。


今回、レイヤーを、ドラえもん、のび太、道具の3つのフォルダー分けをして、そこに各色のレイヤーを分けて入れたため、影のレイヤーも同数作ってはクリッピングして、となかなかの作業量に。

ただ、やることは毎度同じなので、練習にはもってこい。
実際やったのはこんな感じ。

<影付け&ハイライトをつける時の手順>
①下塗りレイヤーを選択
②カラーレイヤー追加
③追加したレイヤーをクリッピング
④下塗りの色をスポイトで取る
⑤少し暗い色に変更
⑥水彩ブラシで塗って影をつける
⑦もう一度下塗りの色をスポイトで取る
⑧少し明るい色に変更
⑨水彩ブラシでハイライトを入れる

この動作をすべてのレイヤーに対して行う。それほど変わった感じがでないかもしれないけど、ひとまずやってみてちょっぴりだけ立体感が出たような気がする。

画像3

単調だけど、レイヤー数が多かったので結構時間かかった。所要時間、約35分。


大体ここまでで、iPadでお絵かきをはじめて、ざっくり3時間経過。
12時間チャレンジのうち25%が経過しているが、少しづつスキルアップしてきている感じは、、うーむ。実感はまだ薄い。もう少しがんばろう。

12時間チャレンジ進行度:25%
(3時間経過/12時間)


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