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孤独な闘い

こんにちは、戸田です。

会議や商談、打合せをしていますと、いわゆる“場の空気”というものを感じます。
生粋の日本人としての悲しい性か、そういうものに私も敏感に生きてきました。

仕事柄、会社や組織に大きなストレスがかかるお題が多いため、とくに初期から緊張感や対立意識が高い状態から始まることが日常だったりします。

いざ議論が始まったときに、正論ばかりぶつけていては白けますし、かといって与太話ばかりではいつまでも相手にされません。

世の中には実にいろいろなコミュニケーションのテクニックが披露されているものの、結局は自分と相手(周囲)との距離感や関係、自分の性格・価値観によっても効果は違います。

ですので、自分ができることと言えばともかく「自分自身はひたすら機嫌良くいること」であって、「(その場や相手に対して)自分の気分を好意的な方向にホールドし続ける」のが最善の選択肢である、との考えに至っています。

あくまで今日現在の考え方ですが、それでも不思議と、この全く根拠のない好意的な機嫌と、絶対零度のような厳しい場においては儚いくらいの孤独な姿勢を続けることで、誰かしらが反応してくれたりします。そして、そこから“場の空気”や色が(ちょっとだけ)変わっていくことがあります。

自分で何とかその場を支配しようとすることとは真逆で、その場に自らの身をゆだねる感覚に近いかもしれません。それを、上機嫌で好意的な姿勢のまま場に投げ込んでみると、心優しい誰かが、いつか拾ってくれるような感じがしています。

なかなか誰も拾ってくれず、心が折れそうになることもあるのですが、それはそれで何らかの構造的な原因や背景が潜んでいたりするヒントでもあったりして、得るものは何かしらいつもあるものです。

読んでくださってありがとうございました。
本日は、以上です。



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(オープン マネジメント®)


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