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自然はすべてつながっている

こんにちは、だいきです。

冬の時期は、農繁期にはできない畑周辺の環境整備を行います。

イラでは、畑の周りに二本の小川が流れており、
斜面の土が流れやすくなっているため、
土留めといって、木の杭を斜面に対して垂直に打ち込み、
木の枝や落ち葉を挟み込んで、
土が小川へ流れるのを防ぐ工事をしていました。

この工事は、一見畑とは無関係のように思いますが、
川を流れる水に着目すると、
水の流れが、空気の流れを作るため、
水の流れを良くすることで、
土の中の流れを良くして、
微生物が活発に生息できる環境を整えていきます。

また、小石などを配置して川を蛇行させることで、
流れを急にして、水の速度や性質に変化を加えます。

こうした畑まわりの環境整備によって、
作物がどう反応するかは楽しみでもあります。

何か言葉や音を発して、
こちらにメッセージを届ける事はありませんが、
野菜は私たちに気づいてほしい“何か”を発信します。

それを受信するかどうかは、
観察者の洞察力次第ですが、
作物というのは、必ず何かを伝える努力をしていて、
色や大きさなどの変化を見極める必要があります。

野菜と向き合えば向き合うほど、
作物が教えてくれる素晴らしさに気が付くのでしょう。

これは、哲学的に何年も深めた先に、
新しい発見があるのだと思います。

一見無関係に思える事でも、
自然というのはすべてがつながっているので、
些細な変化でも、野菜は反応して気づいていると思います。

野菜は新しい気づきから、
変化に適応して、お知らせをしてくれるのです。

そう仮定すると、言葉のやり取りこそないけれど、
見えない次元で、とてつもない情報量のやり取りが行われていると分かります。

野菜の変化を敏感に嗅ぎ取って、
最高の表現ができるように、サポートをしたいと思います。

それでは、また!


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