トマト2___

(恐らく)最強の野菜「トマト」の栄養


「野菜」と切っても切り離せないのが、その「効果」

例えば人参だったらβカロテンが凄いとか、生姜は体を温める等々、色々ありますが、その中でもトップクラスに効果がある(と思われる)のが「トマト

ヨーロッパの方では

トマトが赤くなると医者が青くなる

という「ことわざ」みたいなのがあったり、

某めちゃくちゃ受けたい授業でも、健康に関する問題が出たらとりあえず「トマト」って答えれば正解するレベルで、様々な効果があります。

では何故最強だと思うのか、その理由について項目毎に説明していきます。

その効果の中心となっているのが、「リコピン」です。

1-1.リコピンについて


トマトの健康効果の中心となっているのが「リコピン」です。多くの方が聞いたことあるであろうリコピン、実はトマトのイメージが強いものですが、スイカや柿などにも含まれています。
まあ実際「季節を選ばない・手に入れやすさ・値段」と言った理由からトマトから摂取するのが手っ取り早いと思います。

なお、トマトの赤色はリコピンの色素から成るもので、赤い=リコピンが多いと言うことになります。前記の「トマトが赤くなると医者が青くなる」というのはある意味そういうことです。

で、このリコピンにどういう効果があるかざっくり言うと、「活性酸素の除去」の効果があります。

活性酸素とは、

呼吸で取り入れた酸素の数%が変化したもので、酸化させる力が強く、体内の免疫機能として活躍する基本的には良い奴。しかし、タバコやストレスなどの外的影響により数が増えると、健常な体内の細胞も攻撃・酸化させ、老化やガン、生活習慣を引き起こす可能性があります。

トマトにはこの活性酸素を除去するリコピンが多く含まれる=

トマトには

・(肌や脳の)老化予防
・ガン予防
・生活習慣予防

の効果があると言えます。

また、カゴメが運営しているトマト大学によると、その他にもリコピンには

・男性不妊予防・改善
・花粉症の自覚症状改善
・気管支喘息の症状緩和
・抗アレルギー作用
・臍帯血や母乳中のカロテノイド濃度が上昇
 (胎児や新生児に効果を移せる)

の効果も報告されています。もう予防改善効果のバーゲンセールみたいになてます。


1-2.リコピンの効率的な摂取方法


このリコピン、脂溶性(油に溶け出す性質)なので、トマトを食べる際は油と絡めてやると効率的に摂取できます

例えば

・サラダのトマトにオリーブオイル等をかける
・油で炒めたトマトでパスタを作る

と言った感じです。

そしてこのリコピン、トマトジュースやケチャップからでも摂取ができるので、筆者みたいに生トマトはグニャってするし青臭いしちょっと苦手...って方や、一人暮らしで加工済み食品で食事を済ませてる方、純粋に料理がめんどくさい方にはトマトジュースやケチャップで摂取するのがオススメです。

また、カゴメの研究により、リコピンは朝に牛乳と摂取するとより効率的に摂取できることが確認されています。

まとめると

・油と一緒に食べる
・トマト加工品でも可
・朝に食べる
・牛乳と一緒に取り入れる


と効果的となります。

ちなみに、上記を満たした筆者オススメの食べ方は「トマトジュースで作るスープ」です。

ざっくりとした作り方は、前日にベーコンや野菜などを油で炒め、塩・胡椒・砂糖・牛乳(少量)・水・好みでニンニクを入れた煮込んだトマトジュースに具材を入れて完成!食べる時に軽くオリーブオイルを垂らすとよりGOOD

温めるだけで食べられて、食欲が無くなりやすい朝に食べやすく(パンを浸しても美味しい)、冷えた体を温められるので色々と好都合です。

詳しく書くと長くなるし、味付けも好みがあると思うので作ってみたい方は類義レシピが乗ってるクッ○パッドをチェック!


2.その他の栄養・効果


トマトはリコピンの効果だけではありません。その他にも様々な効果が期待できます。

というか多すぎるのである程度省略して書いていくと、

・糖尿病の予防改善効果
(血糖値上昇の抑制とインスリン抵抗性の改善)

・便秘改善
(セルロースやヘミセルロースと言った食物繊維や、トマト自体に含まれる水分による改善効果)

・視力改善や眼病予防
(目の機能を改善するビタミンAが豊富に含まれる為、夜盲症と言った目の病気のリスクを削減できる)

・過剰な塩分の排出
(塩分を尿中に排出するカリウムが多く含まれている為、体内の塩分を低下させる効果)

・酒(アルコール)が早く抜ける ※検証中
(メカニズムはカゴメが現在解析しているが、トマトの水溶性成分がアルコール分解に働いている模様。実際野菜の中でトマトが最も効果的だった。続報に期待)

・夏野菜最強
(汗と共に失われるカリウムの補給、体を冷やす効果、夏の紫外線で増えた活性酸素を抑える万能っぷり)

etc...
(ありすぎるので一部抜粋にて紹介)

と言った感じでもう何でもカバーできます。体の調子悪かったらとりあえずトマト食べときゃ何かしらに該当するだろってレベルで色々な効果があります。

しかし、これだけではありません。

栄養効果ではないですが、トマトにはグルタミン酸(旨味)が豊富に含まれています。

筆者のように生は嫌いって方でもケチャップは美味いって感じる方居ますよね?あの旨味はグルタミン酸によるものです。

まあ要するにこれだけの健康効果を持ち合わせながら、トマトは美味いってことです。鬼に金棒とはまさにこの事。


トマトのまとめ


項目毎に分けていたので、トマトの効果をまとめると、

・(肌や脳の)老化予防
・ガン予防
・生活習慣予防
・男性不妊予防・改善
・花粉症の自覚症状改善
・気管支喘息の症状緩和
・抗アレルギー作用
・臍帯血や母乳中のカロテノイド濃度が上昇
・糖尿病の予防改善効果
・便秘改善
・視力改善や眼病予防

・過剰な塩分の排出

・酒(アルコール)が早く抜ける                                                                                                                   etc..

となります。

筆者としても調べば調べる程効果が出てくるので若干引きました。

トマトは苦手な方が多い野菜ですが、(特にリコピンは)ケチャップなど加工品でも摂取ができるので、可能ならなるべく食事に取り入れましょう。食って得しかない食べ物です(ケチャップ等加工品は食塩等色々添加されてるので食べ過ぎには注意)。



結論:トマトはヤバイ



参考

・カゴメ トマト大学
https://www.kagome.co.jp/statement/health/tomato-univ/medical/

・カゴメ ベジデイ
https://www.kagome.co.jp/vegeday/

・一般社団法人 全国トマト工業会
http://www.japan-tomato.or.jp/index.html


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