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文章の個性の勘違い

読みづらい文章には確かに個性があります。

しかし、それは間違った個性・望まれない個性なんですね。

文章の初心者にありがちなのが、文字という記号で個性を出したがることです。

変な所で文章を区切ったり、語尾を独特なものにしたり、一般的でない語句を使ったり、そういったことをやりがちです。

でも、こういった形式から外れたことをすると非常に高い確率で不快に感じられるだけです。

なぜ文字という記号を変えたがるのか、というと簡単だからです。

内容を個性的なものにするのは難しい。個性的な文章の「内容」にするためには高い思考力が必要です。

一方、文字という記号をオリジナルの個性的なものにするのは簡単なんです。だから無意識に簡単な方に流れてしまうんですね。

個性的なだけでなく、価値ある個性にすることが大切です。


伝えたいことがあるなら、文法や論理という最低限のマナ―を守ることが大切です。

読み易くする努力をせずに「内容を読み取ってくれよ!」というのは、

モテない男が外見を磨く努力をせずに「中身を見てくれ!」と言っているのと酷似しています。

中身・内容を見て欲しいなら、そのための努力をしていくべきです。

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