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心の痛みと、救う人。

noteでは起業とか事業開発的な話を多くしてきたかなと思っていて、(根本はキャリアデザインのつもりなのですが)ちょっと毛色の違う記事を書いてみようかな、と思った次第です。
いやまんざら違くもないな。まあいいや。

こないだ仙台湾で、65センチの大鯛を釣りました。

立派でしょ?
でも、ちょっとボロボロな感じもしませんか?

実は鯛って、このサイズになるまで15年かかるんです。
15年の間にどんなドラマがあったのだろう。
100万粒の卵からここまで生き残ったのはこいつだけかもしれない。
外敵に襲われそうになったり、荒波に飲まれたり、群れからはぐれそうになったり、いろんなことがあっただろうなと思います。

僕は先月41歳になりました。
40代にもなると、いろんなこと経験してそれなりに成長するわけですが、それ相応にいろんな傷を負ってきたことは事実です。
幼少期に周りからからかわれて傷を負ったり、叶わぬ夢に傷ついたり、恋人に振られたり、僕のように大好きな仕事を失ったり家族を失ったり。
もう、全身傷だらけなんです。

白髪が増え、シミが出てきて、お腹も出てきて(これは怠慢か。。)
見た目はどんどん劣化してくる。
それはどうしようもないんですね。

それでも僕は生きている。それはなぜか?
みなさんお時間あればぜひこの本読んでください。

なぜ傷だらけでも生きているのか。
それは、支えてくれる人がいたから。
それに他なりません。

家族、両親、友人、仲間・・・
どれだけ資産を失っても、自信を失っても、常に人に支えられ、鼓舞され、今の自分があります。

そしてそんな人々の愛を享受した自分は、リカバリしてさらに他の人に愛を与えられる存在になる。
素敵なスパイラルだと思いませんか?

人間は、たった1人で生まれてきてたった1人で死んでいきます。
まっさらで生まれてきて、未知への不安にギャーギャー泣くことから始まって、お母さんの愛にふれ、お父さんの愛にもふれ、いろんな人々の愛に触れて、傷を負ったら癒してくれる人がいる。
みんなそういう人生を歩んでいるはず。

一人ぼっちで苦しむようなことがあれば、身近な人に「助けて」って言ってみてください。
頼られると嬉しいんですよ。
みんなあなたの味方です。

世の中、捨てたもんじゃないですよ。

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