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釣りバカ2児のパパ 航空宇宙の人→米国で起業→新規事業コンサル→起業/スタートアップ支…

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釣りバカ2児のパパ 航空宇宙の人→米国で起業→新規事業コンサル→起業/スタートアップ支援@東北仙台の人。 仕事・ビジネス・企業・人生 に役に立ちたいと思って記事を書いています。 https://www.facebook.com/ikuto.suzuki

最近の記事

起業メンターの在り方

仙台スタートアップスタジオ スタジオ拠点長を拝命しております、鈴木郁斗です。 僕はスタートアップや起業/創業支援に長年携わる中で、新規事業の伴走、中でも事業アイデアや仮説検証のメンタリングに従事することが非常に多いですが、メンター・相談者共に十分な満足感を得られるケースと、お互いに十分な読後感を得られずに終わるケースがあります。 それはなぜなのか?どうすればメンター・相談者共に充実したメンタリングを実現できるのか、僕の経験を踏まえて整理して皆さんにお伝えしようと思い、この記事

    • 一億総野生的思考時代

      皆さんは、「ブリコラージュ」という言葉を耳にしたことはあるでしょうか? 日本語に置き換えると「野生的思考」と表現され、計画的・論理的・規則的に物事を進める、現代の世界秩序が保たれていることを前提とした人間の行動原則や組織体系である「科学的思考」(エンジニアリング)とは正反対の概念です。 ※詳しく理解したい方はWikipediaを参照ください。 ここ1-2年で、起業家育成や組織改革の文脈において、 「ブリコラージュ」 「セレンディピティ」 「エフェクチュエーション」 といった

      • お金儲けてなんぼな話。

        「お金儲け」と聞くとみなさんどんなイメージを持つでしょうか? そもそも「お金」にどんなイメージを持っているでしょうか? 海外含めいろんな場所で人々と接してきた中で、特に欧米と日本、日本においては首都圏と地方でお金に対する意識が全然違うなーというのが僕の印象です。 ・お金は平等に分配されるべき ・お金儲けはなんだか卑しい ・限られたお金を節約するのが是 少なくとも、我々日本国民の多くがこういう思想なんじゃないかな? というのはみなさんも薄々感じておられるのでは? 昨今増

        • 心の痛みと、救う人。

          noteでは起業とか事業開発的な話を多くしてきたかなと思っていて、(根本はキャリアデザインのつもりなのですが)ちょっと毛色の違う記事を書いてみようかな、と思った次第です。 いやまんざら違くもないな。まあいいや。 こないだ仙台湾で、65センチの大鯛を釣りました。 立派でしょ? でも、ちょっとボロボロな感じもしませんか? 実は鯛って、このサイズになるまで15年かかるんです。 15年の間にどんなドラマがあったのだろう。 100万粒の卵からここまで生き残ったのはこいつだけかもし

        起業メンターの在り方

          事業は作品、そしてギフト。

          起業家/起業支援者として仕事をするようになってはや15年目。 「一緒に事業やろうよ!」「コンサルやって!」っていうお話をありがたいことに頻繁にいただきます。 昔は声かけられたら二つ返事で乗っかってましたが、今はだいーぶ取捨選択するようになりました。 理由は ・単に利用しようとされているだけのことも多い ・事業に最も必要な「愛」が見えない ・資本主義オンリーの事業に興味がない そんなところでしょうか。 もちろんお金の話はとっても大事。 稼いだお金≒提供した価値ですから、とっ

          事業は作品、そしてギフト。

          社会起業を成功させるために。

          ここ数年、起業家支援者として活動する中で、様々な社会課題をビジネスで解決しようと試みるソーシャルアントレプレナー(社会起業家)が一気に増えてきたことを実感しています。 僕が活動している東北においても、様々な社会起業家が活躍しています。 例えば、異彩作家とともに、新しい文化をつくるアートエージェンシーの「ヘラルボニー」さん。 知的障害を持つアーティストが描く作品を財布や家具などのデザインに起用し、独特の異彩を生かした様々な商品展開でファンを増やし続け、成長を続けるソーシャ

          社会起業を成功させるために。

          ”やり方”と”在り方”

          世の中にはさまざまな「ノウハウコンテンツ」が溢れています。 ・部下をどう育成するか? ・どうやって仕事にやりがいを見つけるか? ・どうやって事業を作るか? などなど。 これらは"Doing"(やり方)の話です。 一方で、”Being”(在り方)が語られることはとても少ない。 なぜなら、特に日本においては、「学校」という教育の最たる場所で学習するのは得てして「やり方」に終始しているから。 先日、「いろんな大人の生き方を知って自分のキャリアを考えるワークショップ」というのを

          ”やり方”と”在り方”

          孤高の意義

          1対100だったら、皆さんはどちらを選ぶでしょうか? 個と集団だったら、どちらを選ぶでしょうか? マイノリティとマジョリティ(少数と多数)どちらが幸せでしょうか? 今日はそんな問いを皆さんに投げかけていきたいと思います。 僕は"孤"と言う言葉の美しさを再定義し、その是非について日々深く考えています。 "孤"と言う言葉は、 ・孤独 ・孤立 ・孤影 など、得てしてネガティブな意味を含んでいるイメージがあると思います。 集団における人間の生存欲求を段階的に示す、「マズローの欲

          孤高の意義

          でこぼこみち

          親愛なる君たちへ。 元気にしているだろうか? 両親の離婚で寂しい思いをさせてごめん。 14年続けた会社を潰して、君たちと離れて、いっとき酒に溺れ自暴自棄になって闇に落ちたみっともない40歳。 それでも14年間、教育(国際教育/起業家育成)という仕事についてきた中で、のべ3000人を超える高校生、大学生、社会人の教育に携わってきた。 一方で、君たち2人が幸せな、健全な人生を送れるように、私なりに父親を頑張ってきたつもりだ。 決して最良の教育者でもなければ、模範的な父親でもな

          でこぼこみち

          遺書。(第8章〜己の中の多様性〜)

          親愛なる君たちへ。 君たちがこの記事を読んで理解できているとしたら、おそらく早くても今から10年後くらいだろうか? この記事を書いている今、2024年。 世の中は日々進化・変化し、特に社会のあり方や働き方が大きく変化しつつある時代の過渡期に差し掛かっている。 君たちが成人する頃にはそれはさらに加速し、今現在では考えられない混沌とした社会の中で、さぞ生きづらさを感じながら生きていることだろう。 しかし時代が変わっても普遍的なマインド・行動原則があり、私はそれを指針に今を生

          遺書。(第8章〜己の中の多様性〜)

          "緊急ではないが重要な仕事"の意味

          多くの人々が常に忙しさに追われる毎日。 皆様今日もお疲れ様です。 最近は”遺書。”と題した意味深なタイトルで自身の子供達に向けて何章か書いていましたが、一旦そちらをストップして、通常のテイストで書いていきたいと思います。 またお付き合いいただけたら幸いです。 さて本題。 すでにご存知の方も多いかもしれませんが、仕事は大きくわけて下記の4つに分類されます。 ①緊急で重要な仕事 ②緊急ではないが重要な仕事 ②緊急だが重要ではない仕事 ④緊急でも重要でもない仕事 皆さんはど

          "緊急ではないが重要な仕事"の意味

          遺書。(第7章〜個を磨き、放て〜)

          親愛なる君たちへ。 君たちがこの記事を読んで理解できているとしたら、おそらく早くても今から10年後くらいだろうか? この記事を書いている今、2024年。 世の中は日々進化・変化し、特に社会のあり方や働き方が大きく変化しつつある時代の過渡期に差し掛かっている。 君たちが成人する頃にはそれはさらに加速し、今現在では考えられない混沌とした社会の中で、さぞ生きづらさを感じながら生きていることだろう。 しかし時代が変わっても普遍的なマインド・行動原則があり、私はそれを指針に今を生

          遺書。(第7章〜個を磨き、放て〜)

          遺書。(第6章〜無知の知〜)

          親愛なる君たちへ。 君たちがこの記事を読んで理解できているとしたら、おそらく早くても今から10年後くらいだろうか? この記事を書いている今、2024年。 世の中は日々進化・変化し、特に社会のあり方や働き方が大きく変化しつつある時代の過渡期に差し掛かっている。 君たちが成人する頃にはそれはさらに加速し、今現在では考えられない混沌とした社会の中で、さぞ生きづらさを感じながら生きていることだろう。 しかし時代が変わっても普遍的なマインド・行動原則があり、私はそれを指針に今を生

          遺書。(第6章〜無知の知〜)

          遺書。(第5章〜協奏曲〜)

          親愛なる君たちへ。 君たちがこの記事を読んで理解できているとしたら、おそらく早くても今から10年後くらいだろうか? この記事を書いている今、2024年。 世の中は日々進化・変化し、特に社会のあり方や働き方が大きく変化しつつある時代の過渡期に差し掛かっている。 君たちが成人する頃にはそれはさらに加速し、今現在では考えられない混沌とした社会の中で、さぞ生きづらさを感じながら生きていることだろう。 しかし時代が変わっても普遍的なマインド・行動原則があり、私はそれを指針に今を生

          遺書。(第5章〜協奏曲〜)

          遺書。(第4章〜上位概念への意識〜)

          親愛なる君たちへ。 君たちがこの記事を読んで理解できているとしたら、おそらく早くても今から10年後くらいだろうか? この記事を書いている今、2024年。 世の中は日々進化・変化し、特に社会のあり方や働き方が大きく変化しつつある時代の過渡期に差し掛かっている。 君たちが成人する頃にはそれはさらに加速し、今現在では考えられない混沌とした社会の中で、さぞ生きづらさを感じながら生きていることだろう。 しかし時代が変わっても普遍的なマインド・行動原則があり、私はそれを指針に今を生

          遺書。(第4章〜上位概念への意識〜)

          遺書。(第3章〜7:3の法則〜)

          親愛なる君たちへ。 君たちがこの記事を読んで理解できているとしたら、おそらく早くても今から10年後くらいだろうか? この記事を書いている今、2024年。 世の中は日々進化・変化し、特に社会のあり方や働き方が大きく変化しつつある時代の過渡期に差し掛かっている。 君たちが成人する頃にはそれはさらに加速し、今現在では考えられない混沌とした社会の中で、さぞ生きづらさを感じながら生きていることだろう。 しかし時代が変わっても普遍的なマインド・行動原則があり、私はそれを指針に今を生

          遺書。(第3章〜7:3の法則〜)