見出し画像

”やり方”と”在り方”

世の中にはさまざまな「ノウハウコンテンツ」が溢れています。
・部下をどう育成するか?
・どうやって仕事にやりがいを見つけるか?
・どうやって事業を作るか?
などなど。

これらは"Doing"(やり方)の話です。
一方で、”Being”(在り方)が語られることはとても少ない。

なぜなら、特に日本においては、「学校」という教育の最たる場所で学習するのは得てして「やり方」に終始しているから。

先日、「いろんな大人の生き方を知って自分のキャリアを考えるワークショップ」というのを静岡県でやりました。

[いろんな大人の生き方を知って自分のキャリアを考えるワークショップ]

ここでは、おじさんたちはどんな仕事をしているのか?
なぜそれを始めたのか?
ここからどうなりたいのか?
を話し、そこでは誰1人一切”やり方”については語りませんでした。

どうやるのか?ではなくどうありたいのか?
ピンときてなさそうな子供もいましたが、やって良かったと思います。

前述の通り、「どうやるか?」については、先生をはじめとした大人たちが教えてくれる機会がたくさんあります。大人になっても、あります。

逆に、「どう在るか?」について対峙して考える機会は実はほとんどないのが現状です。
だけど、Being(在り方)という幹に、Doing(やり方)という枝葉があるという大前提を、皆さんに改めて考えてほしい。
特に、日々の業務に追われて”個”を失いかけている大人たちに、伝えたいと思います。

何になりたいか?よりもどうありたいか?
僕の人生のテーマは、

”たった一度の人生を尊び、徹底的に楽しむ”

そのBeingの手段として、起業家という仕事を選び、今もその延長上で仕事をしています。
きっとこれからもそうなのでしょう。

「自分は何がやりたいんだろう?」
そんなふうに悩むことは、人生の折々であると思います。
その前に、
「自分はどう在りたいんだろう?」
を考えてみるのはどうでしょう?

おそらくそれは、極めて抽象的でつかみどころのないものなのかもしれません。
でも、Being(在り方)こそが、自分の人生の充実度を左右する重要な要素になるのではないか?僕はそう思います。

お読みいただきありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?