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⭐️6歳か7歳頃父からの性的虐待、その後も
痴漢や性的暴力を受けた経験があり性に関して
かなり歪んだ観念を持っていました。
結婚をし娘も産まれて、
これで、ようやく両親のことに囚われないで
生きれる、
忙しくも心は昔に比べればずっと
落ち着いて、夫と娘との生活を
過ごしてきましたが
時折湧いてくる、虚無感、孤独感、罪悪感
自己否定。
ある時、自分とちゃんと向き合わなければ
ならないと感じ
ヒプノセラピーを受けたことが
きっかけで
精神世界へと入っていきました。
禁煙に成功し 
ヒーリングやエネルギーワークを学ぶ機会に恵まれ
わたしの人生はより豊かになっていきました。

ある時
父は一体どういうつもりで
わたしの体を触ってきたのか、
父の思いを聞くことで
わたしの気持ちに折り合いがつけられるかもしれないと
考えたわたしは、長い時間をかけて
どんなことを言われようと受け止めようと
腹を括り、
父に話をしました。
父は
「虐待をしたつもりは無かったが
IKUはよく夜勤明けで寝ている俺の布団に
入ってきたよね。、IKUのことを
お母さんと勘違いしていたのかもしれないけど
IKUがそんなに心の傷になっているとは
思わなかった、申し訳ない」

話した日は
自分の勇気ある行動に
自分を褒めてあげようと
思い、テンションが上がっていましたが

父の言葉にどこか引っかかりも
感じていました。

しかし父は申し訳無いと
言ってきたし
わたしの思いもちゃんと受け止めてくれた
ので、
もう大丈夫、これからは
父への憎しみも時間の経過とともに
薄くなっていくだろう、
そう思っていました。

父は母が亡くなってから
お酒を飲む量が増え、
結婚前、父と2人暮らしだった頃は
都内のスナックから電話が来て
「酔いがすごいから迎えに来てください」と
言われて車で迎えに行ったり
酔って駅の売店の前で寝てしまい
お金を盗まれたり
酔って電車の中寝てしまい
終点まで行ってしまい帰れなくなり
電話が来て迎えに行くからそこに
いて!と何度も言ったにもかかわらず
わたしが来る前に歩いて家に向かってしまい
車で探して回ったり
一緒に食事をしても
酔って絡んできてケンカになったり
色々ありました(笑)

食事を共にして
酔って絡んでこられると
わたしも怒りが湧いてきて
心の中で
(あんたのせいでわたしは
ずっと苦しい思いしてきたんだよ?!
それをわかっててなんで
わたしに不快な思いさせるの?!)と

結局ずっと
父に対してのわだかまりは
取れないままでした。

幼少期から
父を始め、親戚や
恋人、職場の上司
見知らぬ人に
性的な嫌がらせを受けてきた、
これも全部
父のせいだ、と
湧いてくる怒りや憎しみの炎が
消えることなく
月日は流れていきました。

父は加害者
私は被害者

父は被害者
私は加害者

私の頭の中は
被害者と加害者を行ったり来たりしていました。

一生誰にも打ち明けず
自分の中に閉まっておこうと
決めたところから
人に打ち明けることで
心が軽くなった
さらに父本人に話すという
勇気ある行動をしたにも
かかわらず
わたしの心は癒えることがありませんでした。

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