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話を聞く、ということ

⭐️6歳か7歳頃父からの性的虐待、その後も
痴漢や性的暴力を受けた経験があり性に関して
かなり歪んだ観念を持っていました。
今回の記事は結婚し娘も産まれて、日々忙しいながらも
幸せを手に入れたと思った時
夫と娘を見て
夫も娘に、わたしが昔父にされたことと同じことを
するのではないか、という考えが湧き
幼少期のことと向き合わなければ
わたしはこれからもずっと苦しむ、と思い
夫に父親とのことを話しました。
話をしたことがきっかけで
心が軽くなり、向き合うための勇気が湧きました。

🌏🌏🌏
私の心の傷を癒すために
何をすれば良いのだろう?

私はようやく
自分と向き合うことに取り組み始めました。

カウンセリングを受ければ良いのかな?
カウンセリングはなんとなく敷居が
高い気がして、当時は
尻込みしていました。

そういえば、まだ夫と知り合う前に
占い師さんに、詳しくは話しませんでしたが
「父にされたことがトラウマになってて」という
話をした時占い師さんに
「お父さんだって色々あったのよ。
理解してあげて。」と言われ

理解したくてもできないから
苦しんでるんじゃないか!と
相談したはずが余計モヤモヤしてしまった
ことがありました。

理解できない私に問題がある、と
言われているような気持ちになりました。

自分が悪いと思うことで
自分を責めることで
行き場の無い苦しみをコントロールしてきた
私は、その思考のクセによって
言われていることが
私に問題がある、と捉えがちになっていました。

占い師さんが言ったことも
その通りだと思います。
今ならそう思えますが
当時は自分の気持ちが
追いついてなかったのです。

母が亡くなって憔悴しきった父親に
親戚が
「IKUちゃん長女なんだから
お父さんのこと支えてあげてね」と
言われ、寒気がしたのを覚えています。

長女だから?娘だから
親を支えなければいけないの?
私だっていっぱいいっぱいだよ、と
心の中で叫びましたね。


育ててもらってる親に感謝しましょう、なんて
言葉を昔聞きましたが
感謝どころか違和感しか無い
私は悪者ですか、と拗ねていましたね
😅

どうせ誰も私の気持ちなんて
理解してくれないと
スネスネ全開でしたから。

胸の内を話す、というのは
とても勇気がいることだと思います。

話す相手に自分を曝け出す
明け渡すことなので、

話ができたとしても
ただ話を聞いてくれる人というのは
なかなかいなくて
アドバイスしてきたり
励ましてきたり
自分の意見を言ってきたりします。
それは
相談してきた相手に
思い入れ(情)があるからかもしれませんが

話を聞くというのは
どういうことなのか、
ということを考えなければならないと
思いました。

現在、私も
お悩みのご相談をお受けする
立場にいますが

自分の観念をいかに
持ち込まないか、が大事だと
思っています。
ニュートラルな状態で
ご相談者の方と向き合う、
私の中に日々気分の上がり下がりもありますから
自分のことを客観視すること、
そして自分のことを受け入れる
ことが大事だと思っています。
じゃないと、相手のことを
受け入れることが難しいからです。

そう言えば数年前にカウンセリングを
クライアントとして受けたことが
ありましたが

カウンセラーさんの
勝手な思い込み、正当化
自論をセッション中に
話され
とても不快な思いをした経験があります。

初めはそんなこと無かったと
思うのですが
何度かセッションを受けると
関係性ができてしまうんですね。

カウンセラーとクライアントという
救う側と救われる側。
救う側が上になり救われる側が下に
なりやすくなると思います。
私は下に見られてる、扱われてる、
カウンセラーさんの観念で
判断されてしまっている、
ご自身の心の葛藤を私を通して
投影してるんだろうな、と
思って話を聞いてました(笑)
私が聞いてもらうほうなんだけなあと
思いながら。

クライアントという体験をしたことで
自分への戒めにもなりました。

私が相談する相手を間違えている
このカウンセラーさんとは
もう合わないと思いました。

ちょっと話が逸れましたが
当時はカウンセリングを受ける勇気が無かったので
催眠療法で自分の深層心理を
見てみたいのもあり
ヒプノセラピーを受けようと
思いました。

それを夫に話をしたら
「催眠?大丈夫なの?怪しくないの?
変な洗脳とかされないの?」

テレビなどの催眠のイメージが
あったんでしょうね。

反対されましたけど
私の中では、
何か気づきがあるはずだと
確信していました。

当時はヒプノセラピーも
今ほどメジャーではなく
段々と浸透している、という
段階だったと思います。

私は女性のセラピストさんが
良かったので
探して予約しました。

夫が車でサロンまで
送り迎えをしてくれました。


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