【完全版】画像生成AIで作った作品をAmazon kindleで販売する方法!
Amazon kindleでは、画像生成AIで作成した写真集などを販売している方が多く存在します。
同じように販売したいと思っていても、やり方がわからない、作る大変そうと感じてなかなか着手できない方も多いのではないでしょうか?
実際にkindle本を出版した経験から、kindle本を販売するための手順や作業について詳しく解説いたします。
画像生成AIの作品をAmazon kindleで販売する方法
画像生成AIの作品をAmazon kindleで販売するには、以下の手順が必要です。
KDPのアカウント登録をする
kindle本のコンテンツを作成する
Kindle Comic Creatorでkindle本を作成する
作成したkindle本をKDPに登録する
KDPのアカウント登録をする
KDPは、Kindle Direct Publishingの略で、Amazon Kindleに本を出版するためのプラットフォームです。
自身で作成したkindle本を販売するには、Amazonのアカウントとは別にKDPのアカウント作成が必要となります。
Amazonアカウントをお持ちでない方は、先にAmazonアカウントを取得してください。
Amazonアカウントでログイン後、KDPのアカウント登録に進みます。
セルフ出版 | Amazon Kindle ダイレクト・パブリッシング
入力が必要な項目は大きく分けて以下3つです。
著者/出版者情報
支払いの受け取り方法
税に関する情報
それぞれに細かい入力項目がありますが、特に調べたり入力が難しかったりする部分はないので、こちらの記事を参考に登録してみてください。
kindle本のコンテンツを作成する
kindle本を作るには、生成AIを使って画像を作る必要があります。
無料のオンラインサービスなどもありますが、AI写真集などの場合はある程度枚数が必要です。
制限があると満足に作れないため、無料かつ制限なく使えるツールとなるとやはりStable Diffusion Web UIやComfyUIなどが主流かと思います。
インストール方法やhow to情報をメインブログの方で紹介しているので、こちらを参考にしてみてください。
・Stable Diffusion Web UI
・ComfyUI
Kindle Comic Creatorでkindle本を作成する
画像生成ができたら、それをkindle本で出版できる形式に変換する必要があります。
Kindle本を作るためのツールは「Kindle Comic Creator」が便利です。
インストール後、本のタイトルや著者情報を入力したら、あとは作成した画像を読み込むだけで、自動的にkindle本を作れます。
詳しい手順や操作方法は、こちらの記事を参考にしてみてください。
作成したkindle本をKDPに登録する
kindle本が作成できたら、それをKDPに登録します。
まずはKDPにログインして、タイトルの新規作成から「電子書籍または有料マンガ」を選びます。
無料マンガはマンガを出版するもの、ペーパーバックは紙で出版するものなので、通常は「電子書籍または有料マンガ」で問題ありません。
続いて、順番に以下の情報を入力していきます。
Kindle本の詳細:本のタイトル、著者、内容紹介、カテゴリー、キーワードなど
Kindle 本のコンテンツ:作成したkindle本のアップロード、表紙の設定、AI生成コンテンツの有無など
Kindle 本の価格:KDP セレクト登録の有無、出版地域、本の価格など
これらの入力が終わり、本を登録できると審査が始まります。
Amazonの審査に無事合格すると、kindleで販売が可能です。
こちらも詳しい手順は別記事で書いているので、参考にしてみてください。
画像生成AIの作品をAmazon kindleで販売するときの注意
出版する本の制作や収益化するときに、注意しておきたい点をいくつかご紹介します。
商用利用可能なモデルを使用する
画像生成AIで使用するモデルは、全てが商用利用できるわけではありません。
組み合わせて使用できるLoRAなどにも、商用利用不可のものが含まれます。
ポーズや特定のキャラクターを再現するために便利な拡張機能はたくさんありますが、それをそのまま自身のコンテンツとして販売できるわけではありません。
利用規約をしっかり確認してからコンテンツを作ることが大切です。
KDPの利用規約を遵守する
KDPの利用規約に違反してしまうとアカウント停止処分となり、本の出版ができなくなってしまう可能性があります。
アカウント停止処分になると、今まで出版していた書籍が全て販売停止となり、未払いのロイヤリティも受け取れません。
特にAIコンテンツの場合は、そういったケースになる可能性が高いです。
アカウント停止処分になる主な理由はコンテンツガイドライン違反ですが、Amazon側が具体的な理由について教えてくれることはありません。
ですので、上記で解説した商用利用可能でないモデルの使用、不適切な描写、その他著作権違反の疑いがあるものなどは避け、健全なコンテンツのみ出版するようにしましょう。
購入される・読まれるコンテンツを作成する
収益化を目的とした出版の場合、どうしても読まれることを意識しなくてはなりません。
特にAIコンテンツは似たようなものが多いため、同じものを作ってしまうと読まれにくいです。
競合と差別化を図るには、Stable Diffusionの技術、クオリティ、アイディアなどが必要です。
内容や方向性を少しズラすだけでも、そこが欲しかったという読者に刺さる可能性があります。
ただ同じコンテンツを生成すて販売するだけでは読まれない可能性が高いため、他の方の作品などを参考に自分だけのコンテンツを意識してみてください。
画像生成AIの作品をAmazon kindleで販売する方法まとめ
この記事では画像生成AIの作品を、Amazon kindleで販売する方法について解説しました。
最初の1冊は大変かと思いますが、それを乗り越えると継続的に出版できるようになります。
今回AIコンテンツの出版としてご紹介しましたが、多ジャンルでも出版方法は変わりません。
一度経験することでビジネスの幅が広がるので、興味がある方はぜひ挑戦してみてください。
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