昔話の変遷について考えてみました/民話「カチカチ山」
れんこんnote 049
室町時代の民話「カチカチ山」あらすじ
タヌキを柴刈りに誘ったウサギは、その帰り道、タヌキが背負った薪に火打ち石で火を付けます。
「カチカチ」という音を、ウサギは「カチカチ山では、カチカチ鳥が鳴いている」と説明します。
タヌキは背中に大火傷を負いましたが、ウサギを疑わうことはありませんでした。
後日、ウサギは見舞いに行き、良く効く薬だと言ってカラシをタヌキの背中に塗ります。
タヌキは痛みに苦しみましたが、「よく効く薬は痛い」というウサギの