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私がここまで歩んできた道のり。海外でグラウンズパーソンになるためにしてきたこと

今までなかなか書くことが出来ませんでしたが、今回ようやくまとめることが出来ました!

これまでのインタビューやブログの記事などでは話していなかったこと、アーセナルとの契約延長の事など、どういったことをして、どのようにアプローチをかけていったのかなどをより詳しく書き上げています。

ひょっとすると、芝生管理者のみならず、海外のクラブで働いてみたいという人にとっては有益なものになっているかもしれません。

本気で海外でグラウンズパーソンになりたい場合、特にイギリスの場合は今以上に将来、VISAの条件は厳しくなるでしょうし、私が最初に渡英した際に申請したYMS VISAも今はかなり優遇されていますが、今後どうなるかはわからず、条件が厳しくなってしまうかもしれません。

そして何より、YMS VISAであっても、「私たちのクラブでは、このVISAの人は雇っていない」と私は言われたこともあります。

ですので、このNoteを見て、私の経験談を基に仕事の探し方などを真似しても、確実に就職できるわけではなく、最悪貯金が尽きるまで必死に海外で仕事を探さなければならなくなる覚悟は必要です。

私はこのYMS VISAが取れた段階で、日本国内における仕事はVISAの開始日より2か月前にやめて、イギリスに行く予定でした。

ちなみに、仕事を辞める決意をしたときには、アーセナルに加入することはおろか、どこのフットボールクラブ、ゴルフ場、ラグビー関係など、どこの団体からも良い連絡をいただけていませんでした。
そんな中でも人生をかけて、ビザがスタートするまでの数か月にかけてチャレンジしました。
給料とか、そんなものはとにかくどうでもいいから、とりあえず働いてみたい!という一心で仕事を探し、今にいたります。

自分が許容できるリスクを超えていると感じたなら、自分で書いておいてあれですが、正直海外への挑戦はおすすめしません。

どこまで自分がリスクを許容できるのか、自分と自問自答してみていただきたいです。

内容は、


といった順番で紹介していきたいと思います。

2024年4月4日以降は、イギリス政府がSkilled Worker VISAに関してのルール変更を行い、最低給与額が£38700以上必要になりました。

ひょっとすると、YMS VISAから切り替えてイギリスに2年以上滞在するためには、給与額が満たさず働くことが出来ない可能性があります。2年間働いた後自分がどうしたいのか、2年間だけ働くためにイギリスに行くのか、2年後のルール変更を祈るのか、そのあたりの自分の人生設計も考慮しておきましょう。

ヨーロッパの他の国であれば、ビザに関してはイギリスほど厳しいものではないところも多いので、他の国の情報もぜひ調べてみてください!
調べ方はこのnoteに書いてありますので参考にしてみてください!

一応お伝えしておきますと、私は推薦等を行わない、できない、できる立場にないことも留意しておいてください。
その理由は、私がアーセナルに入るときもそうでしたが、現在お勤めの会社の上司や5年来の友人からの推薦が必要となっており、私ができることではないので、良い人間関係を築いてくださいね。

それから、働きたい国に1度でもいいので旅行に行っておくこともおすすめしておきたいです。

私は大学生の時にイギリスへ旅行し、その国の雰囲気や料理、自分が本当に働きたいのかなどを自問自答していました。
もちろん旅行経験がなくても問題ないですが、入国後住み始めてから「思っていた感じと違った」などがないように気を付けてください!

私が大ファンである福山雅治さんの「暗闇の中で飛べ」の歌詞の中にある言葉を引用しますと、最初の一歩はいつも怖いものです。
ただし、一歩踏み出さなければ憧れには進めないのも事実。
しっかり自分の人生と向き合って、納得のいく道へ進んでください!

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