ペルーでの日々の記録_2

2年後、どういう成長をしていたいか

任地315日目。火曜日。

今日も1日オフィス。農業課の同僚が給料未払いのためもらいに配属先に来ていて、対応が進まず暇そうに横にいたので明日のワークショップのプレゼンを聞いてもらいました。

あんなに「いくみのワークショップ!いくよ!!」って感じだったのに今日聞いたら「行けたらいくわ~いけないかも」に変わっていました。彼のやる気はどこに行ったのでしょう。給料未払いが影響したのか私を助けたいという感情がもうなくなってしまったのか…

気を取り直して

明日の資料をまた書き加えたりしていてアンケートも確認したり。

この前ステイ先にこの人に話に行きなってアドバイスされた人に会いに行ったのですがめちゃ忙しそう。観光に関する活動は同行したいから呼んで!といったのですが、呼んでくれるかなあ~まあそんな感じです。

そのあと4時から1時間くらい農業系の集まりがあって今日の活動は終了。


さて、タイトルの話。

どんな成長ができたらいいかな~ってふと思いました。


私が青年海外協力隊になりたい!といってから合格通知をもらう間、仲のいい友人にはそのことを話していて、実際に合格通知をもらってフリーター期間を堪能している間に、そのうちの友人が移住してしまいました。

理由を聞くと、「いくみがやりたいことを頑張っているのを見て私も頑張ってみようかなと思って」っていっていて、なんかめちゃめちゃうれしくて

自分の存在が誰かに影響与えられたことが本当にうれしくて、またその友人の心意気にも乾杯しました。

その友人は私がペルーに来るよりも早く移住してしまいましたが、追うように私も日本を発ちました。


そしてそんな友人と私を見ていた別の友人2名が、俺らも2人みたいにやりたいことをやってみようと思って、と会社を辞め移住しました。

それもまたうれしくて、自分は好き勝手に選んで生きているだけなのにそれを応援してくれていたかと思いきやそれ以上に影響を与えていたことにびっくりしました。見ててくれている仲間の存在が嬉しくもありました。


Instagramでも任地での状況を発信していると、嬉しいくらいにたくさんの友人から「インスタみてるよ!」「いくみすごいね!!」「別世界の人になっちゃったみたい」「いくみに負けないよう私もがんばってるよ!」と嬉しいばかりのエール。

お世辞もあると思いますが、純粋に受け取っています。笑 そういう言葉一つ一つが嬉しくて、見ていてもらえてありがたいなと思っていました。


ただ一方で、その言葉たちのように私は友人が言うような「すごい」人になれているのかなーって。

たぶん日本にいる人からしたら、一人でどこかよくわからない田舎の町で日本語以外の言語を使って日本よりも生活水準の低い環境で過ごしている

もうそれだけですごい!!ってなってくれるのかもしれないけれど

そんな、全然すごくなんてなくて、こんなレベルなんてたぶん誰でも住めるし、みんなの「すごい」を真に受けすぎて成長できない人間になって帰るわけにはいかないなと。笑 みんなのハードル、あがってんじゃないかな、と。笑

私はあまり周りの評価を気にするタイプではない(と思っている)ので、別に友達が何を言ってもマイペースに過ごすつもりではいますが、

でもそういう言葉たちって自分を見つめなおすきっかけをくれるんです。


そういう言葉たちを受け取って、

自分のことを見て影響を受けて移住までしてくれた友人の存在を意識して、


じゃあ自分はそんな友人にどんな姿で会いたいのかな、2年後にどんな人になっていたいのかな。そうやって思ったんです。


今は、正直余裕なくて

さっきも1年半前の訓練所入る前のTwitterを見返していたのですが、結構その時の自分輝いていて

たぶん1年半前の自分が今の自分見たらショックうけそうだなって。

2年間の協力隊経験を経て、何かしら成長した大人になっていたいなって。

じゃあ何をどのように成長したいのかなって。


1年そろそろ経ちます。4月の頭で2年間の折り返し。つまり、今月が折り返し時点までの最後の月。

2年目に入る前に、自分はこの1年どんな成長をしてこれたのか、どんな姿で日本に帰りたいのか、そういうのを一回整理するのもアリだなと思いました。

ぼちぼち整理していこうかな。


そんな話でした。


おしまい。

サポートありがとうございます!! いただいたサポートはペルーでの活動費用、地域や国際協力についての学び、出張費に使わせていただきます。