私が今一番参考にしているブログ
任地178日目。金曜日。
今日は1日オフィス。来週の水曜日にやるワークショップの内容を考えていたのですがなかなか決まらない。ワークショップってとても難しいと思う。
例えば、対象者、参加人数、目的と内容、必要なものを手配して準備したうえで当日の状況(プロジェクターやパソコンの有無や先生の感じ)もコントロールしないといけない。
ただやるだけなら簡単だけれど、何のためにそれをするのかや誰にどんな気付きを与えられたかなど、ある程度年齢や対象者を絞って学校も絞ってやるならまだしも、遠い集落とか学校の協力度とかまちまちでやる場合はかなり注意が必要だしそれに応じて準備も変えないといけないなあ、という感じ。
今回で環境教育的な内容で公式的にワークショップをするのはとりあえず最後になりそう。全5回のワークショップをどのように締めようかなと考えていました。
私は環境隊員ではないので様々なところから情報収集をしたりしていました。環境教育メインの活動をしていた前任者が使っていたオフィスのパソコンにはとある環境教育隊員OBのブログがあり、私は今そのブログをとても参考にさせてもらっています。
前任者がブックマークという形で(無意識にも)残してくれたそのページは後任の私がありがたく活用出来ていて、後任への引継ぎ方って様々だなあと感じる今日この頃です。笑
しゅわわさんのブログ。しゅわわさん、環境教育隊員はご存知だと思います。
彼はエジプトで数年前に環境教育隊員として活動していたようで、今は環境教育隊員の技術補完研修でも講師をやったりだとか。
このブログには様々なワークショップが載っていたり、実際にやってみた感想や報告がされています。イラストを描くのがすごくお上手で、紙芝居やワークショップに使用するカードなども手作り。
ワークショップの内容ももちろん参考になるのですが、個人的には行ったワークショップがどのようにうまくいってどの点でうまくいかなかったかも書いてあったり、等身大の文章で協力隊生活がかかれていたりして、そういったところがとても参考になります。
もしかしたら多くの協力隊員は、自分の失敗談など書きたがらないかもしれないのですが、その土地もあまり知らない人間が任地に行ってすぐに本領が発揮できるといわれたほうが胡散臭いので、個人的には素直な記述を好みます。
JICA海外協力隊員のトライアンドエラーはあまり共有されていなく、公になっているものでは各隊員の報告書、クロスロード、JICA海外協力隊の世界日記のみ。あとは個人のブログに寄ってしまいますね。どれも参考にさせてはもらっていますが、報告書は字数もあるしあれは確か義務的なものなので、書かれる内容にも制限が入る。クロスロードだってテーマに沿って書いているし、世界日記含めみんながみんな書くわけでもない。そうなってくると、ブログなどでそういうトライアンドエラーが見れるのはいいなと思います。
もちろん先輩隊員の体験談に必ずしも縛られる必要はないと思うし、見たくない人は見ないという選択をすればいいだけだと思うのですが、
同じ失敗を繰り返すのは先人の様々な試行錯誤が活かされていないみたいでもったいないと感じます。事前に他の場所でどんな不注意で何が起きたのかが分かればそれを最大限避けることもできる。私は成功体験もですが、どちらかというとそういう対策だったり解決法だったりが知りたいです。
しゅわわさんのブログはいろんなワークショップの内容とそれをやったうえでの自己採点や反省が書かれているのでわかりやすいし、参考にしやすい。こういう風に残してもらえてありがたいなと思います。
そういえば今日ワークショップの参考にと前にブックマークしたのを再度拝見していたら、昨日の記事に関連してこんな記事があったので紹介してみます。
与えられた場所でどう咲くか
落ち着いて眺めたら、周りには可能性がめっちゃ転がってる。
まさに。
生きていくうえで、自分の居心地のために今いる環境を変更することは必要だと思うけれど、自分がいる環境を変更せず(移動せず)にどのようにその環境に順応して自分の力を発揮するかも一つのスキルだと思う。
そして協力隊は環境を変更する(場所を移動する)ことは基本はできない。
だからその環境をただただ悲観するんではなく、与えられた場所でどう咲くかが大事なんだなーと思いました。
時に応じて参考にさせてもらうブログは様々なのですが、今はJICA海外協力隊生活中というのもあり、それらに関したものが多いなという印象です。
タイトルの通り、そんなご紹介でした。環境に関する活動の方、ワークショップをやりそうな方はぜひのぞいてみてくださいね。
それでは。
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