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【NLP×エッセイ】豊かな人生とは…

誤って振り込まれた町民全員分の給付金をネットカジノで使い切った男性の事件を聞いて、お金の価値基準について考えさせられました。お金がないと生きていけないのは事実なんですが、どれくらいあれば満足できるのか、お金がないと幸せになれないのかなど、自分の中のお金の価値基準を知ることは、お金を持つこと以上に大切なことだと思います。

NLPでは、お金に対する価値基準やビリーフを探り、そこを入口に、自分にとっての本当の豊かさを見つけるメソッドがあります。一番最初にすることは、「あなたにとってお金とは?」の問に思いつくだけ書き出すこと。面白いことに、その時の受講者のほとんどがお金に対してネガティブなビリーフを持っており、それがお金に対して強い執着心を生み出しているのを実感しました。そうやって自分の中を客観視したり言語化したりしながら、お金を含むたくさんの事柄の価値基準を定めていくんですが、新しい自分を見つけていくようでとても楽しかったのを覚えています。

お金は大事なものですが、あくまでも価値尺度や交換手段のツールであって、それ以上の意味合いを施しているのは自分自身です。それがいい方向に働いているならいいのですが、逆になると今回のような事件に発展することも…。「お金を持っている=人生が豊かである」という図式が必ずしも成り立つ訳ではありません。昔、宝くじが当たっても動揺しないようにイメトレしてる方がいると聞いた時はちょっと笑っちゃいましたが、今思うとあながち間違っていないのかもしれませんね🤭それくらい日頃からお金と向き合い、同時に、お金以外に自分を豊かにしてくれるもので自分を満たしておく、そんな生活を心がけたいものです😊

NLPを学び、物の捉え方、表現の仕方で世界の在り方は変わると気づきました。私の言葉で、誰かにそんな気づきを与えられたら…そう願って、言葉を届けます。