怖

以前は怖いことがたくさんあった
家族を失うこと
友達が離れていくこと
家がなくなること
お客様が離れてくこと
家族に認められないこと
仕事で認められないこと

それらは結局
自分の居場所がなくなること
誰かのものさしではかっている

家族は
一緒に暮らしていなくても、離れていても
「家族」って私が想って
困っている時に私ができることをしたらいい

友だちは
離れていても、以前のように逢えなくても
「大事」「友だち」って私が想って
ときどき逢って
ときどき連絡して
それでいい

私たちが一緒に過ごしてきた時間はなくならない

大事な人はきっとどこかで繋がっている
これまでも
これからも

仕事は
お客様は
目の前にいるお客様に心を寄せて
今の私ができる最大限のことをさせてもらえばいい

離れてしまうことはいろんな理由があると思うけど
不思議なもので
誰かが離れてしまっても
別の誰かとのご縁ができる

人との距離は
依存せず
いい塩梅の距離感が大事なのかも…

自分のものさしで

今の私が怖いのは…
『井の中の蛙』
変化は疲れる
不安にもなる
勇気もいる
でも
同じところのとどまって
心がぬるま湯につかりすぎてしまうことが
いまは一番怖い

怖いという気持ちは
人が生きていくために必要な感情
その気持ちを否定せず

井の中の蛙にならないために
いろんな人と出逢って
いろんな刺激をもらって
たくさん心を動かして
『初めて』を怖がらず
自分を循環させて
澱まないように

驕らず
思慮深く
人の言葉に耳を傾け
素直にたくさんのことを吸収したい

それでも
新しいことに
不安や恐怖でときどきブレてしまうこともあると思うけど
そんな時は
その時の自分のものさしを確認して
変化を楽しんで

自分の居場所は私が居る場所