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はぶられたら幸せのチャンス

 今日はミュージックの日。私は音楽に救われました。幼少期に自分の声が嫌いでした。自分の声がヒソヒソ話には不向きだったからです。小学校で授業中に友達が話しかけてきて返答しても先生にバレて拳骨くらうのはいつも私。しかも結構痛い。悪目立ちするのです。
 先生に自分だけバレる声が嫌で仕方ありませんでした。また、話し方がロボットのようで機械的だと言われたことも。良い印象を与えにくいと自分で自分を好きになれない日々。しかし中学になると歌う授業などでソロパートをやらせてもらうことも。「意外に自分の声はいけるのか?」とボンヤリおもいはじめます。しかしまだこの時点では自分の声をまだ完全には受け入れられない状態でした。
クラスではぶられる
 高校では学校が面白くなく、クラスに馴染めない状態でした。入学した学校は進学校で周りは東大に入る事しか考えないようにされる環境。加えて周りは同性しかいないという状態でストレスフルに。「話し方がロボットみたい」「人を見下してる」「どっか別のとこで幸せになれ」などと言われてクラスではぶられる経験もしました。クラスに愛想を尽かし、朝のホームルームなどにも出ない状態が続いていましたが、打ち込めるものに出会います。舞台です。舞台では歌、音楽、映像編集、演出などを経験して一気に視野が広がりました。クラスのホームルームは相変わらず出ませんでした。他のところで幸せになったからです。
その人らしさを活かす
 大学ではさらに舞台で歌う楽しさに目覚めてそちらに全力投球。ステージでスポットライトが当たるのは楽しいことだと気付きました。ミュージカルや歌、音楽団体主催などやりたい事は何でもやりました。後輩の就活相談にのる機会があり、ES添削に加えて発声や話し方を指導しました。その人が一番魅力的に輝く発声や話し方を指導した事で全員第一志望の会社に就職できました。漫然と話すのではなく、自分の魅力を完全に伝えきる話し方や声を本人にわかるようにしたことが秘訣です。 
磨くと一生もの
 社会人になってからは声と向き合う事としばらく離れてましたがスペースなどで自分の声に自信ないという人が意外にいる事に気づきました。自分の声や話し方は磨くと最強の武器になります。私は自分の話し方、声を活用するようになってからさまざまな事が上向きに激変しました。何歳からでも声や話し方で人を魅了するようになる事は可能で、しかも一生ものの財産です。今日も強みを伸ばしましょう。#発声道場 #強みに熱狂 #声を強みに

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