【親子会話】長男に「母ちゃんはこれからやで」と慰められた話

日曜日、32歳の誕生日を迎えた長男と、二人で昼食後のコーヒー（コメダのドリップコーヒー）を飲みながらの会話。

長男：これはコメダのコーヒーの香りがするな。

私：わかる？

長男：味はめっちゃフツー。香りがコメダ。

私：へ～。ところでコメダってコーヒーお替わりできたっけ？

長男：どうやったかな。できたとしても僕はしてないな。カフェインに弱いから。アルコールやったら全然大丈夫やけどな。

私：じいちゃん譲りの酒飲み。

長男：そうそう。酒飲んでる方が頭の調子がエエぐらいや。

私：は～？

長男：ふだんは1％の失敗の可能性にひっかかって前にすすむ判断がでけへんねんけど、酒飲んでると、その１％を無視できるからスイスイすすむ。
99％成功やねんから進んだらええねんけど、それがなかなかでけへんねんな、シラフでは。

私：なるほど～。言われてみれば私もそういうところがある気がする。

長男：やろ？
爺ちゃんは酒飲んでなくても、ちょうどエエ判断してるよな。

私：爺ちゃんは常に酔っぱらってるんちゃうか？

長男：はは😂、そうかも。
爺ちゃんみたいに頭いい人が長いこと生きてたら、酒飲んでなくてもちょうどエエ判断ができるようになるんかもしれんな。

私：そうか～。私は年とってもちょうどエエ判断できてへんな～。迷える還暦やわ。

長男：母ちゃんはまだまだこれからやで。今まで目の前のことで忙しすぎたやろ？「自分の幸せ」とか「生き方」とか考える余裕がなかったやん。やっと余裕ができてきたんやからこれからやで。

私：そうか、私はこれからか～。かえって仕事辞めるの遅すぎたかもしれへんな～。もうちょっと早くに気づいとけばよかった。

長男：いや、今までは今まででそれでいいやん。これからは「自分の幸せ」を軸にして生きていったらエエと思うで。爺ちゃんみたいに「ちょうどエエ判断」ができる婆さんになっていくんやと思うわ。

32年前の昨日、自分が産んだはずですが、知らないうちにいろいろ超えられています。

でも、私もこれから成長する予定です😊
また追い越すで～。