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本・映画・ドラマのご紹介

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お気に入りの本や映画やドラマのご紹介 備忘録を兼ねて
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#読書感想文

【本の紹介】『すぐ死ぬんだから』と『相続レストラン』

「死」とか「相続」とか… そういうことばはどちらかというと気持ちをネガティブにしがちです…

かぼちゃ
6時間前
26

【本の紹介】『天国までの百マイル』『椿山課長の七日間』(浅田次郎著)

昔、浅田次郎さんの『蒼穹の昴』を読んで衝撃を受けました。 『蒼穹の昴』は、清朝末期を舞台…

かぼちゃ
3日前
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【本の紹介】『日本のいちばん長い日』と『遠い昨日、近い明日』、そして書き残すとい…

『日本のいちばん長い日 決定版(半藤一利著)』と『遠い昨日、近い昔(森村誠一著)』の2冊…

かぼちゃ
12日前
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【本の紹介】カラダはすごい!モーツァルトとレクター博士の医学講座(久坂部羊著)

おもしろすぎて眠気が覚める「生物」の授業を受けているような本でした。 久坂部先生が学校の…

かぼちゃ
13日前
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【本の紹介】『口訳 古事記』(町田康著)

笑える「古事記」など初めてだ🤣 たとえばスサノオがヤマタノオロチを退治するための酒を村人…

かぼちゃ
3週間前
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【本の紹介】『私とは何か「個人」から「分人」へ』(平野 啓一郎 著)

本当の自分ってなに? 家族といるときの自分? 職場の自分? 恋人といるときの自分? ひとり…

かぼちゃ
4週間前
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【本の紹介】『自転しながら公転する』『無人島のふたり』(山本 文緒著)

小説家の山本文緒さんがお亡くなりになって2年半ほどになります。享年58歳でした。 『自転しながら公転する』は2021年春に発刊。最後の長編小説となりました。 実は私は、山本文緒さんの小説を初めて読みました。 教員時代は仕事に関連するものを読むのに精一杯で、現代の作家さんの本が読めなかったのです。(「現代文」という名の授業なのですけれどね) 退職後、青春を取り戻すかのように読んでいます。 文緒さんは、『自転しながら公転する』が発刊された年の2021年4月、膵臓がんステージ

【本の紹介】『椅子が怖いー私の腰痛放浪記』(夏樹静子著)

夏樹静子さんといえば「ミステリーの女王」。日本の女性推理作家の草分け的存在です。(でも私…

かぼちゃ
1か月前
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【本の紹介】『禅的老い方』

31歳の長男が86歳の祖父にすすめられて読んでいた本。 「老い方って~!31歳にはちょっと早い…

かぼちゃ
1か月前
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【本の紹介】『「狂い」のすすめ(ひろ さちや著)』

「最近は本も読めんようになってしもた」 と嘆く父の書棚から『「狂い」のすすめ(ひろさちや…

かぼちゃ
1か月前
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【本の紹介】『ききがき すいたの民話』

近所の本屋さんで買ってしまいました! 近所の本屋さんでしか手に入らないであろう本!(あ、…

かぼちゃ
1か月前
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【本の紹介】『無頼のススメ(伊集院静著)』‐伊集院さんってタイトルがうますぎる…

伊集院 静 氏が逝去されてもう半年になります。 実は私、伊集院氏の著作を読んだことがありま…

かぼちゃ
1か月前
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【本の紹介】『本の読み方 スロー・リーディングの実践(平野 啓一郎 著)』

本を読むのが楽しみになる本をご紹介します。 『本の読み方 スロー・リーディングの実践(平…

かぼちゃ
1か月前
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【本の紹介】往復書簡『限界から始まる』(上野千鶴子・ 鈴木涼美 )

昨夜『金スマ』を見てしまいました。 「今は昭和か?」とタイムスリップするような内容でした。 しかし、これが令和の現実なのかも? 「令和の最強ママたれ大集結!ママのお悩み一刀両断SP」と銘打って放送されていたのですが、「ママのお悩み」のひとつにこんなのがありました。 夫に家事を手伝ってもらうにはどうすればよいでしょうか? もしかすると出演者に「手伝う、というのがそもそもアカンでしょ!」と言わせるために、番組の作成者が意図的に設定したものだったのかもしれません。 けれども、