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IT未経験アラサーの学習記録~Linux標準教科書メモ書き 第4章~

皆様こんにちは。Kです。
自己紹介はこちらにまとめているので、お時間がある方はぜひご覧ください。
ここ数日間、Linux標準教科書(Ver.3.0.4)を用いてハンズオン学習に取り組んでいるので、学習記録兼ノートのメモ書きとして記します。

教材
Linux標準教科書 PDF版(無料)

章末テスト解答参考
Yukishi log. 勝手ながらご紹介させていただきました。

学習方法
①教科書を読む ②ハンズオンで挙動を確認 ③新しい知識、教科書外で調べた内容をnoteにまとめる。必要があれば、Lucidchartで図を作成する。

学習環境
Windows PowerShell に Ubuntu-20.04 を入れました。

筆者ITスキル
AWS CLF-01、AWS SAA-03取得済み。
Web技術・ネットワーク・セキュリティ・クラウドの知識については、「イラスト図解式 この一冊で~」シリーズを1周読んだのみ。


第4章 正規表現とパイプ (p57~p66)

4.1 標準入出力

ひとつのコマンド=ひとつのプログラム→「1つの入り口と2つの出口がある」

4.2 リダイレクト

コンソールに標準出力された文字列をファイルに埋め込む。
出力先をデフォルトのディスプレイではなく、ファイルに指定する。
【書式 】コマンド > 出力先ファイル (上書き)
     コマンド >> 出力先ファイル 
(追記)

4.2.2 catコマンドによるファイル作成

$ cat > cat-output
Hello
This is cat redirect.
(「Ctrl」D を押す=EOF End Of File データ入力の終わり)
$

4.3 標準エラー出力

例えば、存在しないtekitouディレクトリ内の詳細出力をしようとした場合、
「ls: cannot access tekitou: そのようなファイルやディレクトリはありません (tekitou というディレクトリが見つからなかったというエラーメッセージ)」
というエラーメッセージが標準出力される。
エラーメッセージもリダイレクトを用いてファイル出力することが可能。

$ ls -l tekitou 2> ls-l-output
(エラー出力を ls-l-output にリダイレクト)
$ ls -l tekitou > ls-l-output 2>&1
(標準出力とエラー出力を ls-l-output にリダイレクト)


書式まとめ(参考
> file (標準出力をファイルへ)
1> file (同上。1は省略可。)
2> file (標準エラーをファイルへ。「2」は標準エラー出力であるSTDERRハンドルを表す数値。2は省略不可。)
1>&2 (標準出力を標準エラーにマージする。)
2>&1 (標準エラーを標準出力にマージする。)

4.4 パイプ

コマンドとコマンドを「|(パイプ)」で繋げることで、パイプ前のコマンドの標準出力を、パイプ後ろのコマンドの標準入力とすることが可能。

A標準入力→コマンドA→標準出力A
             |(パイプ)
           標準入力B→コマンドB→標準出力B

4.5 grepコマンド

ファイルの中からデータを検索する。
「global regular expression print」(ファイル全体 から正規表現に一致する行を 表示する)の略。
【書式】prep [オプション] 検索条件 [指定ファイル]

「検索条件」
クォーテーション、ダブルクォーテーションで囲んでもgrep可。
[指定ファイル]
*等ワイルドカードを利用した複数ファイルの指定も可能。

4.5.1 正規表現

高度な検索条件を与える表現方法。
オプション一覧

エスケープ:メタ文字(*アスタリスクや+プラスなどのアルファベットではない特殊な文字)を正規表現で表すには、メタ文字の直前に\(バックスラッシュ)を付ける必要がある。これを「エスケープする」または「エスケープ処理」と言う。

削除
【書式】unset 変数名


章一覧

第1章 Linux とは
第2章 Linux のインストール(環境構築不要のため未実施)
第3章 基本的なコマンド
第4章 正規表現とパイプ
第5章 基本的なコマンド2
第6章 viエディタ
第7章 管理者の仕事
第8章 ユーザ権限とアクセス権
第9章 シェルスクリプト
第10章 ネットワークの設定と管理
第11章 プロセス管理
第12章 ファイル管理

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